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陥没乳頭手術の傷跡は目立つ?
家族にばれる?
症例写真で
専門医が徹底解説

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

監修:形成外科専門医
王子富登
慶應義塾大学医学部 形成外科

目次

 はじめに

陥没乳頭に対する手術は、見た目の改善だけでなく、授乳機能や衛生面の向上を目的として行われる治療です。40歳未満であれば授乳の可能性を鑑みて保険適用になります。

当院では、陥没乳頭の名医であり世界的に有名な酒井法を生み出した「酒井成身先生」のもとで直接学んだ医師が執刀しています。

東京・大宮周辺で陥没乳頭にお悩みの方はぜひ一度ご相談にいらしてください。

手術を検討する多くの方が不安に感じるのが
「傷跡が残るのではないか」
「手術したことが周囲にばれてしまうのではないか」
という点です。

特に乳頭というデリケートな部位であるからこそ、傷跡に対する不安は大きいものです。

本コラムでは、陥没乳頭手術における「傷跡」に焦点を当て、
・傷はどこにできるのか
・どのように治っていくのか
・目立つのか、ばれるのか
・術式による違い
・傷跡をきれいにするための工夫
を、症例写真とともに形成外科専門医の視点から詳しく解説します。


 陥没乳頭手術の傷跡は
どこにできる?

陥没乳頭手術では、陥没している乳頭の中央部分~乳頭基部までに傷ができることが通常です。
まれに「切らない陥没乳頭手術」として数mmの切開線を数か所あけて手術を行うことがあるようですが、再発が非常に多いため当院では酒井法に則り手術を行っています。

乳頭はもともと色調や質感が変化しているため、傷跡が周囲に紛れやすいという特徴があります。

 傷跡の治り方

術直後〜
2週間
手術直後は、
・軽度の腫れ
・赤み
・出血
などがみられます。
縫合糸がついている状態であり、場合によっては乳頭の大きさを出すために敢えて皮膚をあわせすぎないように縫合することがあります。
この時期はまだ傷跡が目立ちますが、ガーゼ等で保護している時期でもあるため周囲に見せることはあまりない時期かもしれませんね。
術後〜
1ヶ月
抜糸後、徐々に腫れが引き、赤みが軽減してくる時期です。 傷跡はピンク色を帯びた状態となります。ただし、まだ腫れと傷の硬さが残ります。
術後〜
3ヶ月
炎症が落ち着き、皮膚がなじんできます。
傷跡もやわらなくなり、徐々に赤みが軽減してきます。
術後〜
6ヶ月以降
傷は成熟し、白っぽく変化しながら周囲の皮膚と同化していきます。


 傷跡が残りやすい方

一方で、以下の要因により傷跡が目立つ可能性もあります。

・ケロイド体質
・皮膚が色素沈着を起こしやすい
・もともと乳頭の色調が非常に濃い
・過度なテンションがかかる縫合
・術後の感染や摩擦、創部の圧迫

そのため、術式選択と術後管理が極めて重要です。


 周囲にばれる可能性はあるのか

結論として、傷跡はよく見ないとわからない程度で、日常生活で周囲にばれる可能性は極めて低いはずです。
家族で温泉旅行などに行った際にばれるかどうかを気にされる方もいらっしゃいますが、おそらく気にならない程度です。
ただし、あくまで傷がなじんだころの話で、術後早期の場合は気づかれる可能性はゼロではありません。


 傷跡の凹凸

 【傷跡がふくらむ場合】

術後、ケロイド体質の方は傷跡が膨らむ可能性があります。

 【傷跡がへこむ場合】

・もともとの組織が非常に小さい場合
・創部の乾燥
・感染
などにより傷跡がややへこんで治ることがあります。

この場合でも乳頭が突出していれば授乳は可能です。
ただし、見た目として気になる場合は再度手術にて微調整することも可能です。
その場合は整容面での対応となり、保険適用外となる可能性があります。


 術式による傷跡の違い

陥没乳頭手術は大きく2つの方法に分かれます。

 ①乳管温存法

乳管を温存しながら原因となる線維組織を解除する方法です。

 ②乳管切離法

乳管を含めてしっかりと拘縮を解除する方法です。

当院ではできる限り乳管を温存しながら手術を行っております。
ただし、修正手術などではやむを得ず乳管を切離する可能性もあります。


 症例 20代女性

陥没乳頭 症例写真 形成外科専門医

術後3ヶ月では傷跡はほとんど目立たず、自然な乳頭形態が維持されています。

陥没乳頭 症例写真 形成外科専門医


 形成外科専門医による傷跡を
きれいにするためのこだわり

当院では、単に陥没を改善するだけでなく、傷跡をいかに美しく治すかに重点を置いています。

 極細糸による精密縫合

縫合痕を最小限に抑える

 血流の温存

創傷治癒を最大限に促進

 術後管理

感染予防・保護により瘢痕を最小化

これらを総合的に行うことで、時間の経過とともにほとんど分からない傷跡を目指します。


 Q&A

 Q1:陥没乳頭の手術は痛いですか?

局所麻酔があるため、手術中の痛みはほとんどありません。術後は軽い痛みが数日程度あります。

 Q2:手術時間はどれくらいですか?

両側1時間~1時間半程度ですが、乳頭の大きさや瘢痕の状態により多少前後します。

 Q3:授乳は可能ですか?

乳管温存法であれば可能な場合がありますが、乳管切離法では難しくなります。

 Q4:再発しますか?

術式や体質によっては再発の可能性がありますが、適切な手術でリスクは低減できます。


 まとめ

陥没乳頭手術における傷跡は、適切な術式と形成外科的手技により、非常に目立ちにくくすることが可能です。
また、日常生活において周囲にばれる可能性も低く、多くの方が安心して治療を受けています。未成年の方でもお母さまと一緒にご来院される方も少なくありません。

一方で、仕上がりは医師の技術や術後管理によって左右されるため、信頼できる医療機関での治療選択が重要です。
傷跡が不安で一歩踏み出せない方も、まずは専門医にご相談ください。

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陥没乳頭についてのコラムはこちら

陥没乳頭についての詳細はこちら


 <参考文献>

1. Han S, et al. Surgical correction of inverted nipple. Aesthetic Plast Surg.

2.Kolker AR, et al. Inverted nipple correction. Plast Reconstr Surg.

3.Elsahy NI. Correction of inverted nipples. Ann Plast Surg.

4.Sakai S, et al. Lactiferous duct preserving technique.

5.International Breastfeeding Journal, 2022

6.日本形成外科学会 「形成外科テキスト」

浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】

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【形成外科専門医監修】
乳頭縮小術の傷跡はばれる?
目立つ?症例写真で解説

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

執筆者:形成外科専門医
山田果林
東京女子医科大学 形成外科

目次

乳頭縮小術を検討されている方から、カウンセリングでよくいただく質問の一つが
「乳頭縮小術の傷跡は残りますか?」
「手術をしたことはばれてしまいますか?」
というものです。

乳頭の傷跡は比較的目立ちにくい部位といえますが、切開している以上傷跡が全く残らないわけではありません。できるだけ傷跡を目立ちにくくする工夫と縫合を意識することが重要です。

この記事では、

・乳頭縮小術の傷跡はどこにできるのか
・手術したことがばれる可能性
・傷跡が残りやすい体質
・傷跡をできるだけきれいに治すためのポイント

について、症例写真を交えながら解説します。

大宮・東京エリアで手術を検討される方はぜひこのコラムを読んでからクリニックを選んでください。

 乳頭縮小術の傷跡は
どこにできる?

乳頭縮小術では、乳頭の付け根部分側面に傷跡ができることがほとんどです。
ただし、理想の乳頭の大きさがかなり小さい場合は乳頭の頂点にも傷跡ができることがあります。

傷跡ができる

・乳頭の付け根
・乳頭の側面

については、乳頭の立体構造の中に自然となじみやすい位置になります。

乳頭は血流が非常に豊富な組織であるため、傷の治りは比較的よいところといえます。

 手術したことはばれる?

多くの患者さんが気にされるのが、「手術をしたことがばれるのでは…」という点です。

実際には、乳頭縮小術の傷跡は乳頭と乳輪の境界部分に沿ってできるため、日常生活の中で他人に気づかれることはほとんどありません。

例えば、以下を気にされる方もいらっしゃいますが、時間が経過して傷跡が落ち着くと、近くで注意して見なければ分からない程度になることが多いです。

・温泉やサウナ
・パートナーとの関係
・水着や下着

ただし、色素がもともと非常に薄い方の場合は術後すぐの時期は傷跡が赤く見えることがあり、腫れや浮腫みも残っています。

術後数週間もすると目立ちにくくなることがほとんどです。

 乳頭縮小術の傷跡はどれくらいで
目立たなくなる?

乳頭縮小術の傷跡は、時間の経過とともに徐々に目立ちにくくなっていきます。傷の治り方には個人差がありますが、一般的には次のような経過をたどります。

術後1〜2
週間
抜糸を行う時期です。まだ腫れや赤みがあり、傷跡がやや目立つことがあります。
術後1〜3
か月
浮腫みが徐々に落ち着き、傷跡の赤みも少しずつ薄くなっていきます。日常生活の中ではほとんど気にならない程度です。
術後3〜6
か月
傷跡の色調が周囲の皮膚となじみ、さらに目立ちにくくなっていきます。
術後6
か月〜
傷跡が成熟し、かなり自然な状態になっていきます。

乳頭は血流が豊富な部位であり、比較的傷がきれいに治りやすいという特徴があります。

ただし、術後3か月程度までは乳頭に負担をかけることをすると傷跡が少しひらき、白い瘢痕となって目立つ可能性があります。術後しばらくは愛護的に過ごしていただくことをおすすめしています。

見た目としては若干の腫れはあるものの抜糸直後から傷跡が気にならないことがほとんどです。

 【症例写真】乳頭縮小術の傷跡の経過

 術前

乳頭の高さと直径が大きく、下着への擦れや見た目が気になる状態でした。

 術後1週間~2週間(抜糸直後)

軽い内出血がありますが、10日前後で自然と軽快します。内出血はあまり出ない方もいらっしゃいますが、多くてもこの程度です。抜糸直後なので、傷の位置がわかりやすいですね。シャワーで軽く洗っていただくとわかりにくくなります。

まだ腫れがある時期です。

 術後1か月

腫れが落ち着き、傷跡もなじんできています。見た目には傷跡がどこにあるのかほとんどわかりませんが、よくみると少し赤みが出ている時期です。

 術後3か月

形成外科専門医の執刀ですので、傷跡はほとんど目立たない状態です。

形態も整い、「手術を踏み切って本当によかったです、傷跡も気になりません」とのことでした。お写真のご協力ありがとうございました。

 乳頭縮小術の傷跡が
目立つケースはある?

乳頭縮小術では、多くの場合時間の経過とともに傷跡は目立ちにくくなります。 しかし、もちろん傷跡が目立つ状態になることがあります。

 1. 切開位置や縫合方法

適切な位置での切開や、傷口に負担をかけない縫合方法が非常に重要です。

皮膚の余裕をみながらデザインをしていきますが、最終的な仕上がりをイメージしながら手術をすることができるのも形成外科専門医ならではの技術です。

 2. 術後の摩擦や刺激

乳頭は下着と接触する部位のため、術後早期に強い摩擦が加わると傷の治癒が遅れたり、赤みが長引いたりすることがあります。

 3. 体質

ケロイド体質や色素沈着が起こりやすい体質の方では、傷跡が赤く盛り上がったり、色が残ったりすることがあります。

 4. 喫煙習慣

喫煙は血流を低下させるため、創傷治癒を遅らせる可能性があります。また、術後感染のリスクも高まるため、禁煙を検討することをおすすめします。

 形成外科専門医の手術で
傷跡は変わる

傷跡の仕上がりは、手術の方法によって大きく変わります。特に重要なのは

・切開する位置
・切除する皮膚量
・縫合方法(中縫いの有無や皮膚の合わせ)
・使用する針や糸、器械

です。

形成外科では、傷跡をできるだけ目立たせないために

・皮膚の張力を分散する縫合
・細い糸による丁寧な縫合
・乳頭の自然な構造を考慮したデザイン

などを行います。

こうした解剖学的な理解と手術技術によって、できるだけ自然で目立ちにくい仕上がりを目指します。

今回の症例の方の傷跡を拡大してみます。

矢印部分が傷跡ですが、おそらくよく見てもわからないくらいキレイな傷跡になっています。

乳頭の理想の大きさについての解説はこちら

 傷跡をきれいにするためのアフターケア

手術後の傷跡の経過には、アフターケアも大きく関係します。

術後抜糸までは若干血が滲むことがあるため、ガーゼで保護した状態で過ごしていただきます。この際にしっかりと保湿をする目的でも軟膏を塗布していただきます。

抜糸後から傷跡はあまり気にならない方が多いですが、内部はまだ完成していません。

この時期は乳頭への負担をなるべくかけたくない時期です。

・摩擦を避ける
・保湿
・伸展を防ぐ
・必要に応じて、傷をきれいにするための内服薬

また、下着ですれたりしないよう、直後は強く圧迫するような下着は避けていただきます。

 よくある質問(FAQ)

 Q1. 乳頭縮小術の傷跡は
完全に消えますか?

乳頭縮小術では切開を伴うため、完全に傷跡が消えるわけではありません。ただし、乳頭の基部や側面に沿って切開を行うことで、立体構造の中に自然となじみやすくなります。

形成外科専門医が適切な手術を行うと、多くの場合時間の経過とともに傷跡は目立ちにくくなります。

 Q2. 乳頭縮小術の傷跡はどれくらいで目立たなくなりますか?

個人差はありますが、一般的には

術後1〜2週間:抜糸、赤み、腫れが残る
術後1〜3か月:傷跡が全体に落ち着く
術後3~6か月前後:さらに傷跡がなじむ

という経過をたどります。

 Q3. 温泉やサウナで
手術したことはばれますか?

乳頭縮小術の傷跡は乳頭の境界部分に沿ってできるため、日常生活の中で他人に気づかれることはほとんどありません。術後しばらくは赤みがありますが、時間の経過とともに目立ちにくくなります。

 Q4. パートナーに手術したことは
分かりますか?

抜糸までは糸がついた状態になりますので、抜糸までは見た目に手術をしたことがわかります。抜糸翌日からは腫れはあるものの、見た目には特に違和感なく過ごせるはずです。術後3か月もすると腫れもほとんど落ち着きます。

 Q5. 乳頭縮小術の傷跡は
ケロイドになりますか?

ケロイド体質の方では、傷跡が赤く盛り上がる可能性があります。きずあとがケロイドになった経験がある場合は、手術前に医師に相談してください。

 Q6. 傷跡が目立たないようにするために
できることはありますか?

術後は以下のアフターケアが重要です。

・摩擦を避ける
・保湿を行う

傷跡の状態により適切なアフターケアが異なることがありますので、必ず手術をした医師に指示を仰いでください。傷跡については形成外科専門医が得意とする分野ですので、専門医がいるクリニックを選ぶことも大切です。

 Q7. 乳頭縮小術の抜糸はいつですか?

多くの場合、術後1〜2週間程度で抜糸を行います。抜糸の時点ではまだ腫れや浮腫みが残っていることがあります。

 Q8. 傷跡が目立ちやすい人の
特徴はありますか?

次のような方は傷跡が目立ちやすい可能性があります。

・ケロイド体質
・色素沈着が起こりやすい
・摩擦が多い生活環境
・喫煙習慣がある

Q9. 乳頭縮小術の傷跡は左右で違いが
出ることはありますか?

乳頭の大きさや形にはもともと左右差があることが多いため、術後の経過にもわずかな違いが出ることがあります。また、もともとの乳頭の位置を変えることは難しいので注意が必要です。

ただし、適切なデザインと縫合を行うことで、できるだけ自然な仕上がりを目指します。

 Q10. 乳頭縮小術は誰が手術しても
同じですか?

乳頭縮小術は小さな組織の中で繊細な操作を行う手術のため、切開位置や縫合技術によって傷跡の仕上がりが大きく変わります。
そのため、乳房や皮膚の構造を理解した形成外科専門医による手術が重要です。

 まとめ:
乳頭縮小術をご検討の方へ

乳頭の大きさや高さ、形についてのお悩みは、人に相談しにくいものです。

乳頭縮小術では、以下の部位を整えることで、自然な形に近づけることが可能です。

・乳頭の高さ
・乳頭の直径
・乳頭と乳輪のバランス

また、傷跡の仕上がりは以下の内容によって大きく変わります。

・手術方法
・縫合技術
・術後ケア

当院では、形成外科専門医が乳頭の解剖を踏まえたデザインで手術を行い、できるだけ自然で目立ちにくい仕上がりを目指しています。

乳頭の形や大きさ、傷跡について不安がある方は、カウンセリングでお気軽にご相談ください。

乳頭縮小についてのコラム・症例写真はこちら

乳頭縮小詳細についてはこちら(モニターも募集中)

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【形成外科専門医が解説】
乳頭縮小手術の完全ガイド/
症例写真あり:
乳頭の理想の大きさや
授乳について

目次

乳頭(乳首)の大きさや形に関する悩みは、友人や家族にも相談しにくいデリケートな問題です。
「生まれつき大きい」
「授乳を経て形が変わってしまった」
「温泉や着替えの時に視線が気になる」
といったコンプレックスを抱えている方はとても多いです。

本コラムでは、大宮・東京で多くの症例を手掛けるオジスキンクリニックが、最新の学術文献(エビデンス)に基づいた乳頭縮小手術の術式や、失敗しないためのクリニック選びのポイントを、形成外科専門医の視点から詳しく解説します。

 1.乳頭縮小手術とは?
医学的背景と原因

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

乳頭縮小手術(Nipple Reduction)は、肥大した乳頭を乳輪やバスト全体のサイズに合わせて、縮小する手術です。

 なぜ乳頭は肥大するのか?

医学的には、乳頭の肥大は大きく分けて以下の2つの要因に分類されます。

 1.先天的な要因(遺伝・体質)

第二次性徴期におけるホルモンバランスの影響により、乳頭組織が過剰に発達するケースです。

 2.後天的な要因(授乳・刺激)

Trøstrupら(2019)の文献でも指摘されている通り、授乳や、妊娠・出産に伴う急激なホルモン変化で乳頭は伸びてしまいます。また、アトピー性皮膚炎などが原因で乳頭を掻把してしまうことでも乳頭は肥大します。

 2.文献に基づいた
「理想的な乳頭」の黄金比

「どれくらい小さくすればいいのか?」という疑問に対し、当院では医学的な美の基準を取り入れています。
乳輪と乳頭のバランスは3.5:1程度が理想とされています。
また、乳頭の高さは直径の半分程度が最もバランスが良いとされています。
当院では、単に小さくするのではなく、この黄金比をベースに、患者様の体格や乳房のボリュームに合わせたオーダーメイドのデザインを行います。

 3.形成外科専門医が選択する
「3つの主要術式」

乳頭縮小術や乳頭短縮術には複数のアプローチがありますが、当院では患者様の「将来の授乳希望」や「現在の形状」を考慮し、最適な術式を選択します。

乳管温存法

乳管(母乳が通る管)を温存しながら、乳頭の側面の皮膚や組織を環状に切除する「Circumcision(環状切除法)」や「Lewis法」を用います。

  • メリット:授乳機能への影響が極めて少ない。
  • 適応:未婚の方や、今後出産の予定がある方。

ただし、乳頭の横幅に大きな変化は出しにくいため、希望の大きさについて細かくすり合わせる必要があります。

くさび状切除法(Wedge Resection)

乳頭をケーキのようにV字型に切り取ることで、直径(横幅)を縮小させる方法です。

  • メリット:横幅が広いタイプの乳頭に効果が高い。

ただし、除去する組織量によっては血流が悪くなる可能性があるため専門的な知識が必須となります。

コンビネーション法

ほとんどの方が、高さと横幅を同時に整える手術を希望されます。当院ではこれらを組み合わせ、3次元的な縮小(高さ・幅・厚みの同時調整)を行います。

その他、希望する乳頭の大きさによっては「コンポジットグラフト」や「くり抜き法」等さまざまな方法から理想とする大きさをすり合わせて術式を選択していきます。
男女問わずにまずはご相談ください。

 4.【症例】30代女性

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

先天性の乳頭肥大でご来院されました。
乳頭の大きさについては自然な大きさにて希望され、乳頭縮小および乳頭短縮を行っています。
術後1か月時点で傷跡もわからず美しい形態になりました。

 5.失敗しないために:
なぜ「形成外科専門医」なのか

乳頭の手術は非常に狭い術野で細かい手技が必要になります。
血流を意識し、神経や乳管を意識しながら手術を行う必要があります。

  • 知覚麻痺
    一時的な感覚鈍麻は起こりますが、感覚がなくなる場合は神経損傷の可能性。
  • 組織壊死
    血流不全により、乳頭の一部が欠損する可能性。

 オジスキンクリニックの専門性

当院では、全例を日本形成外科学会認定の専門医が担当します。

形成外科専門医は、マイクロサージャリーという顕微鏡下での縫合技術を習得しています。
極細の縫合糸を使用し、皮膚の緊張を分散させる特殊な縫合法を用いることで、「傷跡がどこにあるか分からない」レベルの仕上がりを目指します。

当院は陥没乳頭や分裂乳頭の手術も行っているため、乳頭に係る症例数が多いことも安心です。

 6.手術の流れと
ダウンタイムの現実

患者様が最も不安に感じる「痛み」と「日常生活への影響」についてお答えします。

 手術当日

  • 1. デザイン
    ミリ単位で切除範囲をマーキングします。
  • 2. 麻酔
    極細針による局所麻酔。ご希望により笑気麻酔も可能です。
  • 3. 手術:両側で1時間~1時間半程度

術後の経過(ダウンタイム)

  • 痛み
    術後2〜3日はジンジンとした違和感がありますが、処方する鎮痛剤で十分に管理可能です。
  • 抜糸:術後10日~2週間後に行います。
  • 傷跡の経過
    傷跡は最初は硬さがありますが、1か月後をピークに徐々に柔らかくなります。傷跡自体はおおよそ目立たないことがほとんどです。

 7.大宮・東京エリアでの
クリニック選び

大宮・東京エリアには多くの美容外科が存在しますが、乳頭縮小のような「機能と美しさ」の両方が求められる手術では、以下の基準で選ぶことをお勧めします。

  • 1. 形成外科専門医が執刀している
  • 2.カウンセラーではなく、「医師」がしっかりと
    カウンセリングを行っている
  • 3.アフターケアまで丁寧に行っている

オジスキンクリニックでは、患者様のプライバシーを守る完全予約制を導入しており、大宮駅からのアクセスも良好です。仕事帰りや、都内・埼玉県内からの通院にも便利な立地を整えています。

 8.よくある質問(FAQ)

 Q. 手術後、感度が落ちることはありますか?

A. 一時的に感覚が鈍くなることがありますが、文献上も、適切な神経温存術式を行えば、数ヶ月で元の感覚に戻るのが一般的です。

 Q. 傷跡がケロイドになることはありませんか?

A. 乳頭は比較的ケロイドになりにくい部位ですが、体質を考慮し、術後のケアついても専門医が指導いたします。ただし、もともとケロイド体質の方は手術をお断りすることもございます。

 Q. 他院の修正手術は可能ですか?

A. 可能です。左右差や、切りすぎて平坦になりすぎたケースなどの修正も承っております。

 9.まとめ:まずはカウンセリングに
お越しください

乳頭縮小手術は「やってよかった」と思える手術だと思います。
温泉などを気軽に楽しめるようになった、というお声もたくさんいただきます。

当院では、豊富な症例数を持つ形成外科専門医が、最新の医学的知見に基づき、あなたのコンプレックスを自信へと変えるお手伝いをいたします。

乳頭縮小について詳細はこちら

乳頭縮小についての関連コラムはこちら

 10.参考文献

Trøstrup H, et al. Current surgical techniques for nipple reduction: A literature review. JPRAS Open. 2019. (乳頭縮小術の包括的なレビュー)

Van Wingerden JJ, et al. The Aesthetic Ideal of the Nipple-Areola Complex. Aesthetic Surgery Journal. 2016. (乳頭・乳輪の美的黄金比に関する研究)

Sakai S, et al. Nipple Reduction Surgery. Japanese Journal of Plastic Surgery (形成外科). Vol. 66, No. 5, 2023. (日本国内における最新の術式解説)

Choi JW, et al. A novel technique for nipple reduction surgery: the tripod wedge resection method. Archives of Plastic Surgery. 2015. (授乳機能を温存する術式の有効性)

一般社団法人 日本形成外科学会 美容外科診療指針・ガイドライン

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乳頭縮小術のダウンタイムは
どれくらい?
【大宮・東京エリア】
術前〜3か月後まで
形成外科専門医が
症例写真で解説

乳頭縮小術を検討される方から
特に多くいただくご質問が

「ダウンタイムはどのくらいですか?」
「どれくらいで自然になりますか?」

という内容です。

乳頭は血流が豊富で繊細な組織のため、正しい経過を理解しておくことが安心につながります。
本記事では、実際の症例写真(術前・術直後・1週間後・3か月後)をもとに、乳頭縮小術のダウンタイムを形成外科専門医が詳しく解説します。

目次

 1.乳頭縮小術とは

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

乳頭縮小術は、肥大した乳頭の高さや直径を整え、乳輪とのバランスを改善する形成外科的手術です。
単純に小さくするのではなく、

  • ・血流の温存
  • ・乳管の保護
  • ・将来的な形態安定

を考慮することが重要です。

 2.術前の状態

高さと直径にボリュームがあり、下着に擦れることや見た目を気にされていました。
デザイン段階で完成イメージを共有することが、満足度に直結します。
今回は自然な大きさでの縮小をご希望されていました。

 3.術直後

術直後は軽度の腫れがあります。

■痛みについて

当日は違和感や軽い痛みが出ることがありますが、痛み止めの内服で十分コントロール可能です。
翌日以降は内服が不要な方も多いです。

■当日〜抜糸まで

抜糸まではガーゼ保護を行います。
乳頭は非常に血流が豊富な部位なので、1週間程度は多少の出血があることがありますが自然におさまることがほとんどです。
当院では形成外科専門医が執刀するため組織の血流は意識しつつ、血腫等の合併症が起こらないように手術中に丁寧に止血します。

 4.抜糸時の状態

腫れのピークは過ぎていますが、全体に浮腫みが残る時期です。

■抜糸

抜糸は通常1〜2週間で行います。
今回は1週間後に抜糸を行いました。直後は少し血が滲むことがありますが、当日で落ち着きます。
抜糸時点では見た目はかなり落ち着いていますが、まだ浮腫みがあります。 この時点のサイズが最終形ではありません。

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

 5.術後3か月でほとんど完成

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

術後3か月で浮腫みがほぼ改善し、その後6か月まではさらに浮腫みと傷跡が落ち着いていきます。

ただし、3か月時点ではおおよそ傷跡もなじみ、自然な形態へと落ち着きます。
乳頭は血流が良いため、比較的回復はスムーズです。

ダウンタイムまとめ

時期 状態
当日 痛み止めで自制内
1〜2週間 抜糸・浮腫みあり
1〜3か月 完成に近づく

 6.大宮・東京で乳頭縮小術を
ご検討の方へ

乳頭縮小術は小さな手術に見えて、非常に繊細な形成外科手技を要します。
大宮・東京エリアには多くの美容クリニックが
ありますが、

  • ・形成外科専門医が執刀するか
  • ・症例写真を公開しているか
  • ・術式を説明できるか

が医院選びの重要なポイントです。
ダウンタイムの短さや傷跡の自然さは、解剖学理解と丁寧な縫合・止血技術に大きく左右されます。
また、当院には女性の形成外科専門医が在籍しているため男性医師には相談しにくいデリケートな部位でも気軽にご相談いただけます。

Q&A

Q1. 乳頭縮小術を受けた場合、ダウンタイムは
どれくらいですか?

基本的には痛み止めでコントロール可能、1〜2週間で抜糸、およそ3か月で完成に近づきます。
浮腫みもありますが、術直後から乳頭は小さくなった実感があります。

Q2. 手術当日はどのくらい痛みがありますか?

鈍い痛みが出ることがありますが、痛み止め内服で自制内です。翌日から不要な場合もあります。

Q3. 抜糸はいつ行いますか?

通常1〜2週間後に行います。

Q4.シャワーはいつから入れますか?

手術翌日からシャワーは可能です。傷口も洗っていただいて構いません。

Q5. 傷跡は目立ちますか?

乳頭基部に沿った縫合となるため、時間とともに非常に目立ちにくくなります。

Q6. 大宮や東京からのアクセスはいかがですか。

当院は浦和駅徒歩30秒に位置するため、湘南新宿ラインや上野東京ラインで大宮から1駅、東京駅や新宿、池袋からも30分程度でアクセスが可能です。

Q7. 仕事はいつから復帰できますか?

デスクワークであれば当日から可能なことが多いです。

Q8. 入浴はいつから可能ですか?

湯船は抜糸後が目安です。

Q9. 完成までどのくらいかかりますか?

3か月でほぼ完成形に近づきます。

Q10. 医院選びのポイントは何ですか?

形成外科専門医が在籍し、症例写真を公開していることが重要です。
また、自分の希望の大きさや形態について術前によくカウンセリングをしてくれるかどうかも重要なポイントです。

 7.まとめ

乳頭縮小術のダウンタイムは、

  • ・当日は痛み止めでコントロール可能
  • ・抜糸は1〜2週間
  • ・術後3か月でほぼ完成

という経過をたどります。
術直後は腫れがありますが、時間とともに自然な形態へと落ち着きます。
大宮・東京エリアで乳頭縮小術をご検討中の方は、まずはカウンセリングにてご相談ください。
当院では形成外科専門医が診察から手術・アフターケアまで一貫して対応しております。

症例写真についてはこちらも併せてご覧ください

乳頭縮小のデザインや基礎知識についてはこちら

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【東京・埼玉】乳頭縮小術|
症例写真で解説|
ダウンタイム・傷跡・
授乳への影響まで
形成外科専門医が解説

目次

 1.女性の乳頭縮小術とは

乳頭縮小術は、乳頭の「高さ」「直径」「突出度」を調整し、乳房全体とのバランスを整える形成外科手術です。
乳頭が大きい、前に突き出ている、左右差があるといった状態は、下着や薄手の服を着た際に目立ちやすく、見た目のコンプレックスや日常生活でのストレスにつながることがあります。乳頭は非常に小さな組織でありながら、感覚神経や乳管、血流が集中する繊細な部位です。そのため、単純に「小さくする」だけではなく、機能と安全性を考慮した形成外科的デザインが求められます。

 2.乳頭が大きくなる原因とお悩み

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

乳頭の大きさや形状には個人差がありますが、以下のような要因が関係します。

  • ・先天的な形態差
  • ・思春期や妊娠・授乳による変化
  • ・ホルモンバランスの影響
  • ・加齢による皮膚の変化

特に女性では、「授乳後に乳頭が伸びた」「若い頃から大きさが気になっていたが相談できなかった」といったお悩みが多く見られます。

男性の乳頭縮小についてはこちら

 3.乳頭縮小術の
代表的な術式と考え方

乳頭縮小術には複数の術式がありますが、共通して重要なのは以下の3点です。

  • ・乳頭の血流を温存すること
  • ・感覚神経・乳管への影響を最小限にすること
  • ・不自然な形や瘢痕を残さないこと

基本的には、乳頭基部に沿った切開デザインを用い、乳頭の高さや直径を調整する方法が報告されています。このような術式では、切除量を細かく調整することで、自然な丸みとバランスの取れた乳頭形態を目指します。

 4.【症例写真】乳頭縮小術の実際

乳頭縮小術 症例写真 形成外科専門医

術前/術後(1か月)

症例概要
30代女性
乳頭の高さと直径が目立つことを主訴に来院。乳房全体とのバランスを考慮し、乳頭の突出を抑えつつ自然な形態となるようデザインしました。
術後経過
術後1か月時点で乳頭の感覚も保たれ、傷跡もわからない程度にまできれいになりました。
「手術をして本当によかった」とおっしゃっていただけました。

 5.乳頭縮小術を行う際の注意点

乳頭縮小術で特に重要なのは、切除しすぎないことです。過度な切除は以下のリスクにつながります。

  • ・乳頭感覚の低下
  • ・血流障害による治癒遅延
  • ・不自然な形態や瘢痕

また、将来的に授乳を希望される方では、乳管温存を意識した術式も選択することができます。
ただし、希望する大きさが非常に小さい場合は乳管温存が難しい可能性もありますので術前にしっかりとカウンセリングさせていただきます。

 6.術後経過とダウンタイム

乳頭縮小術は比較的ダウンタイムの短い手術です。

  • ・腫れ・内出血:1〜2週間程度
  • ・抜糸:術後1~2週間
  • ・日常生活:デスクワークは当日から可能

術後は、摩擦や圧迫を避け、清潔な状態を保つことが大切です。
傷跡をきれいにするためのアフターケアについても当院より詳しくお伝えさせていただきます。

 7.乳頭縮小術は
形成外科専門医による手術が重要

当院では、形成外科専門医がカウンセリングから手術、術後フォローまで一貫して担当し、見た目の美しさと安全性の両立を重視しています。乳頭縮小術をご検討の方は、ぜひ形成外科専門医が在籍する当院にご相談ください。一人ひとりの状態に合わせた、安心で自然な治療をご提案いたします。

乳頭縮小についての詳細ページはこちら

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陥没乳頭の手術について

目次

当院では保険適応での陥没乳頭の手術を積極的に行っております。今回は陥没乳頭についてのお話です。

1.そもそも自分の乳首は陥没乳頭?

そもそもご自身の乳頭が陥没乳頭なのか判断がつきにくいこともあるかもしれません。陥没乳頭には大きく分けて「真性・仮性」タイプがあります。凹んでいるように見えても、触る刺激や市販の矯正器具を使って凸にでてくる場合は仮性の陥没乳頭です。この場合は手術をしなくても数ヶ月の吸引器具の使用やマッサージなどで改善する可能性があります。

しかし、物理的刺激を与えてみても乳輪からくぼんでいる状態が変わらない場合は真性の陥没乳頭です。真性の陥没乳頭の多くは先天性で、乳管は策状の線維性組織に囲まれており、二次性徴の発達(乳房の発達に伴う)によってその陥凹の程度が強くなることがあります。陥凹が強いと乳頭から出る垢が奥にずっと溜まった状態になり、匂いや感染の原因になることもあります。

乳頭縮小を受ける前に知っておくべき9選!

2.手術は保険適応?
片側だけでも大丈夫?

真性陥没乳頭のかたは出産後に授乳障害を起こす可能性があるので、妊娠を希望されるかたは陥没乳頭手術を検討することをおすすめいたします。その場合、乳管を温存しながら陥没乳頭を治す術式が適応となり、保険適応で手術が可能です。

真性陥没乳頭は両側のかたも片側のかたもいらっしゃいますが、もちろん片側だけの手術も可能です。片側だけの場合、実際どの程度の組織が陥没しているか判断が難しいですが、概ね対側の乳頭と同じような大きさ、形になることが多いです。

3.陥没乳頭が腫れて痛い、
膿がでるときは?

陥没乳頭のまま生活していると、前述したように時に感染する場合があります。乳輪あたりが臭う、腫れて熱感がある、局所的な痛みがある、授乳ではないのに何か分泌物がでてきたなどの場合には早めに医療機関を受診してください。早期に適切な処置を行うことが大切です。放置する期間が長いと、それだけ組織へのダメージが大きく、場合によっては乳管が壊死してしまう可能性もあります。

乳管が壊死してしまうと、陥没乳頭の手術を行ったとしても将来的に授乳障害をきたす可能性もあります。当院では感染時の治療もご提供することができますので、もしも感染が疑われる場合には一度ご相談ください。

4.日帰り手術で可能?
ダウンタイムはどのくらい?

陥没乳頭の手術は乳頭縮小の手術と同様に日帰りでの手術が可能です。局所麻酔での手術ですので手術中に意識はあります。手術時間は両側で1時間、片側で30分程度です。翌日から患部を保護してシャワー可能です。手術後2週間経過すれば入浴や運動などが可能となります。

5.術後のアフターケアは難しい?

術後のアフターケアについてですが、抜糸するまでご自宅での処置は必要ありません。しかし乳頭保護のためのフィルムテープが取れたり、傷の治りが遅かったりした場合には傷口をやさしく洗い、軟膏を塗ってガーゼとテープで保護する処置を1日1回行って頂くことがあります。

普段のちょっとした切り傷のケアと同じような処置なので難しくはありません。そして傷口を洗う必要があった時でも、強くしみたりする心配はありません。術後の痛み止めも通常数回程度の内服で、ずっと痛み止めを飲み続ける場合はありません。

そして傷がきれいに治ったあともしばらくは乳頭への圧迫を避けて頂きたいので乳頭の保護を行ってもらいます。クリニックで医療用のスポンジをご購入いただき、ご自身でスポンジをくり抜いて成型したものを使用していただきます。乳頭の抜糸にいらした際に、スポンジのくり抜きかたなどをわかりやすくお伝えいたします。乳頭の圧迫は再発のリスクとなるので3か月程度保護して頂くことがあります。

そのほか4,5の手術後の気になる点につきましては2024年5月1日のコラム(https://www.ozi-skin.com/about-nipple/)に記載しておりますので是非ご覧ください。

2024年5月1日のコラムはこちら

6.術後はどんな乳首になるの?

片側だけ陥没している場合には反対の乳頭でイメージしやすいですが、両側の 場合、どんな乳頭になるか想像が難しいかもしれません。色味はご自身の乳輪とほぼ同じです。どの程度乳頭組織があるのかは術前に判断は難しいですが、深さでの見立てはお伝えすることができます。またカウンセリングでは実際の症例写真をみていただくことで、イメージして頂くことができます。

7.まとめ

今回は陥没乳頭の手術について述べました。以前の乳頭縮小についてのコラムと重複する部分は多いですが、やはり陥没の再発予防に対するアフターケアが最も重要だと考えています。そしてきずのコラム(https://www.ozi-skin.com/scratch/)でもお伝えしていますが、成熟瘢痕になるまでには最低半年はかかります。術後に大きな見た目の変化はないにしてもわずかな組織学的変化があるため、それを見据えた形態について術後の外来でお伝えしていきます。もちろん乳頭はデリケートな部位の治療になりますので、当院では女性医師がすべて担当しております。お気軽にご相談ください。

きずのコラムはこちら

<参考文献>

Mangialardi ML, Baldelli I, Salgarello M, Raposio E. Surgical Correction of Inverted Nipples. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2020 Jul 27;8(7):e2971. doi: 10.1097/GOX.0000000000002971. PMID: 32802664; PMCID: PMC7413770.

Ritz M, Silfen R, Morgan D, Southwick G. Simple technique for inverted nipple correction. Aesthetic Plast Surg. 2005 Jan-Feb;29(1):24-7. doi: 10.1007/s00266-004-0044-2. Epub 2004 Dec 2. PMID: 15583847.

Qi F, Zhang F, Zhang Y, Torres-Guzman R, Chaker SC, Lineaweaver W, Liu J. Surgical Management of Postoperative Nipple Necrosis After Inverted Nipple Correction: Experiences From a Series of 25 Cases. Ann Plast Surg. 2024 Aug 1;93(2S Suppl 1):S43-S46. doi: 10.1097/SAP.0000000000003966. Epub 2024 May 22. PMID: 38775260.

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タトゥー除去とは?

目次

タトゥーを美容治療で消す

若い頃に入れたタトゥー(刺青)がライフスタイルの変化によって不都合に感じたり、すべて消したいと考える方もいらっしゃると思います。そして最近ではアートメイクとして気軽にタトゥーできるものもありますが、そのデザインや色などが理由で早く消したいと思うこともあるかもしれません。

そこで今回は当院のタトゥー除去の方法についていくつかご紹介させて頂きます。
タトゥー除去は大きく分けて「レーザー治療」と「手術」に分けられます。

乳頭縮小を受ける前に知っておくべき9選!

タトゥー除去のレーザー治療って?

当院では厚生労働省認可品のピコレーザーである「Picosure(ピコシュア)」を使用しております。従来のレーザーと比較し、色素の破壊力が強く、治療回数も少なくなるメリットのある機械です。実際のところ、タトゥーの濃さによりますが真皮層まで入った色素を1回ではなかなか取りきることはできませんので、治療は複数回にわたります。回数を重ねるごとに色味が薄くなっていくイメージです。また、レーザー治療によりタトゥーの色素が抜けても色抜け(脱失)したタトゥーの形が薄っすらと肌色でみえることもあります。しかし、手術と大きく違うのは、皮膚を切って縫った線状の瘢痕(きずあと)ができないことです。

レーザー治療の際、真皮層に入った色素を取るには痛みを伴うので、基本的には麻酔クリームを塗布、もしくは局所麻酔薬を注射してからレーザーを照射します。色素が濃いほど熱破壊量も増えますので色によっても痛みの感じ方が多少異なります。痛みがご心配なかたには笑気麻酔の併用も可能です。また部位によって皮膚の厚さも異なるので(例えば背中は厚い、耳裏は薄いなど)それに応じてレーザーの必要回数も変化してきます。

アートメイクも取れるの?

アートメイクで瞼に色素が入っている方は治療用のコンタクトレンズを使用してレーザー治療が可能です。アイラインや眉毛などがよくある部位です。濃さによっては複数回の施術が必要になりますが、特殊な色味でない限りはレーザー地用で薄くすることが可能です。

タトゥー除去の手術って?

手術ですが、単純に切除縫合する場合(分割切除も含む)、植皮する場合、削皮して二次治癒させる場合などがあります。まずは消したいタトゥーが手術で切除可能な部位なのかを診察させて頂きます。前胸部や肩周りなどケロイドリスクのある部位に関しては特に注意が必要です。タトゥーが消えてもきずあとがケロイドになってしまった場合には継続的な治療が必要になります。

何回かに分けて切除できそうなデザインの場合は、分割切除を選択いたします。切除間隔は半年あけて頂いております。(きずあと成熟のため)
デザインがもともと大きくて分割(複数回に分けた切除術)で取れないタトゥーに関しては、切除したあとにからだの他の部位から皮膚を採取して植える植皮術や削皮して二次治癒をはかる治療法があります。植皮術は削皮よりも生着が良好であれば馴染んできれいになりますが、日焼けしやすい(色素沈着を起こしやすい)といった面もあるため、術後も徹底したUVケアは必須になります。

削皮とは、大きな擦り傷のようなイメージです。ご自身の治癒力で治るまで、処置は難しくはありませんが、途中で感染したりすると炎症反応が強くなって目立つきずあとになる可能性があります。しかし、きずあとになったとしてもその見え方は元々タトゥーがあった場所としてではなく、怪我のきずあととして見えるものになります。

また同じ場所にタトゥーは入れられる?

せっかく除去したのに?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「このデザインが気に入らなかったから」と一度除去した同じ場所に違うデザインでタトゥーされたい場合もあるかと思います。同じ場所にタトゥーができない訳ではありませんが、その場合、除去の方法によっては瘢痕(きずあと)部分に従来通り色素を注入することは難しくなります。真皮深層までダメージがある除去方法では瘢痕は線維状のコラーゲン組織に置き換わります。そのため、同じ方法で注入すると色が入りにくかったり抜けやすかったりすることがあります。今あるタトゥーを除去して次のタトゥーを考えられている方はその時点でご相談頂ければと思います。

まとめ

以上ようにタトゥー除去にはレーザー治療と手術治療があり、それぞれにメリット・デメリットはありますが、一度創傷治癒のスペシャリストでもある形成外科医にご相談ください。

タトゥーの状態やライフスタイルをふまえた上で適切な治療法をご提案させていただきます。私は如何にきずあとをきれいに、再生させるように治すのかをテーマに日々基礎研究についても全力で取り組んでおり、最新の情報を提供することが可能です。
ご自身の消したいタトゥーにはどの治療が一番適するのか、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。

タトゥー除去の施術の詳細はこちら

<参考文献>

・Wu DC, Goldman MP, Wat H, Chan HHL. A Systematic Review of Picosecond Laser in Dermatology: Evidence and Recommendations. Lasers Surg Med. 2021 Jan;53(1):9-49. doi: 10.1002/lsm.23244. Epub 2020 Apr 13. PMID: 32282094.
・Hernandez L, Mohsin N, Frech FS, Dreyfuss I, Vander Does A, Nouri K. Laser tattoo removal: laser principles and an updated guide for clinicians. Lasers Med Sci. 2022 Aug;37(6):2581-2587. doi: 10.1007/s10103-022-03576-2. Epub 2022 May 23. PMID: 35604505.

・Henley JK, Zurfley F, Ramsey ML. Laser Tattoo Removal. 2023 Jul 17. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2024 Jan–. PMID: 28723036.

・Dash G, Patil A, Kassir M, Goldman MP, Gold MH, Adatto M, Große-Büning S, Grabbe S, Goldust M. Non-laser treatment for tattoo removal. J Cosmet Dermatol. 2023 Jan;22(1):74-78. doi: 10.1111/jocd.14819. Epub 2022 Feb 9. PMID: 35122391.

・Henley JK, Zurfley F, Ramsey ML. Laser Tattoo Removal. 2023 Jul 17. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2024 Jan–. PMID: 28723036.

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乳頭縮小を受ける前に
知っておくべき9選!
形成外科専門医が解説

目次

乳頭縮小を受ける前に知っておくべき9選!

1.乳頭の手術の麻酔ってどんな麻酔?
痛いの?

乳頭形成手術では、通常日帰り麻酔で皮膚のできもの、ホクロなどを取るときに用いる局所麻酔薬(キシロカイン)を使用します。
当院ではお顔の美容施術で使う極細針を用いて注射時の痛みをできる限り少なくなるように配慮し、注射の方法も痛みが減るような工夫をしています。痛みに対する恐怖が特に強いかたには、リラックス効果のある笑気麻酔もご用意しております。

2.乳頭の手術ってどのくらい
時間がかかるの?

乳頭縮小術や短縮術、それぞれや両方を組み合わせて行う場合で手術時間は多少前後しますが、両側手術した場合は約1.5時間片方の場合は1時間程度で終わります(デザインの時間も含みます)。もちろんこれらの手術時間は目安であり、実際には十分な時間をかけてご希望の形に整えていきます。

3.手術後すぐにいつもの下着を
つけて大丈夫?

乳頭形成の術後はスポーツブラジャーのような圧迫が強い下着は避けていただきます。手術後、乳頭まわりはガーゼ、少し高さがあるスポンジで保護されて多少のボリュームがでますが、手術直後から通常の下着をつけて頂いて構いません。もちろんブラトップでも大丈夫です。夜間もナイトブラなどの着用を推奨しています。

4.手術後にうつ伏せに寝てもいいの?

乳頭形成術後はキズが治るまで時間がかかります。抜糸は通常1週間程度で行いますが、うつ伏せで寝ると乳頭が長時間圧迫される可能性があり、その血流が悪くなるリスクが生じます。そのため、基本的には2週間はうつぶせ寝は避けて頂いております。

5.乳頭の手術後の痛みってどのくらい?仕事はどのくらい休めばいいの?

乳頭形成術後は抗生物質と痛み止めをお渡しいたします。手術時に行った局所麻酔の効果は手術終了から30分くらいで効果がなくなってきます。そしてだんだんと傷口に血流が再開してくるのでじわじわ痛みがでてくる場合があります。痛みの感じ方には個人差がありますが、基本的には頓用(痛いときに飲む)薬を数回内服するくらいです。術後の痛みでお仕事に行けないことは基本的にはありません。翌日からお仕事復帰は可能ですが、例えば仕事中たくさん汗をかくような方、スポーツインストラクターの方などの場合には、手術後数日はお休みをお願いすることがあります。

6.乳頭の手術、ダウンタイムは?

乳頭形成術のダウンタイムは気になるところです。患部の腫れは2~3週間程度で、手術の影響による炎症が引いてくるにつれて腫れもなくなっていきます。腫れにより一時的に大きく見える場合もありますが、1-2か月以降で腫れはほぼ落ち着いてサイズの最終的な変化がわかってきます。キズの赤みに関しては、傷口の赤みが引くまで1-3か月かかります(元々色味が濃い部分なので赤みはそこまで目立ちません)。

汗の多い時期などは入浴に関してもよくご質問があります。シャワーは手術翌日(24時間後)から可能ですが、乳頭まで浸かるような入浴は温泉も含め抜糸後になります。プールや海も抜糸後から可能ですが、水着での過度な圧迫を避けたほうがいい手術もあります。

7.手術後は通院が何回くらい必要?

順調な経過であれば、抜糸・1カ月後の経過診察の通院です。さらに可能であれば3,6か月後の経過観察受診をお願いしております。

8.乳頭の手術、術後ケアは大変?
自分でできる?

乳頭形成手術の24時間後から患部はシャワー洗浄が可能となります。抜糸までは、シャワー後に1日1回軟膏を塗布し、過度な圧迫を避けるためにガーゼやスポンジで保護します。これらは全てご自身で行っていただけるアフターケアになります。

9.乳頭の手術、夏にはやってもいい?
冬にやってもいい?

乳頭形成術は他の手術と同様に季節は関係ありません。基本的には一年中可能です。その方のご趣味やライフスタイルに合わせて、おすすめする時期がある場合はこちらからご提案させて頂きます。

10.まとめ

いかがでしょうか。今回は乳頭形成術の実際から術後のアフターケア、気になることについてまとめました。ここに全て挙げられている訳ではないので、もしご不安なことがあればカウンセリングにてお答えいたします。当院では形成外科専門医かつ女性医師が丁寧なカウンセリングを行っており、カウンセラーなどは介入しないので安心してご相談いただけます。皆様のご来院をぜひお待ちしております。

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美しい乳頭(乳首)の形とは?

目次

美しい乳頭(乳首)の形とは?

美しい乳頭(乳首)の形とは?

美しい乳頭(乳首)。このテーマについて、これまで深く考えたことがある方は多くはないはずです。
温泉や映画のシーンなどで他人の乳輪乳頭が気にならないのは、それらが余りにも自然で美しく、ゆえに無意識になっているからでしょう。しかし一方で、自分の乳頭(乳首)については、妊娠・授乳・加齢に伴う下垂や運動習慣によって気になるポイントが増えてくることがあります。
気がついたら大きくなって前の形が思い出せない、同じ下着なのに擦れるようになった、引っ張られる力に皮膚が弱くなった、など様々なお悩みを聞くことがよくあります。
さて、本題の「美しい乳頭(乳首)」ですが、色・性状・形状・大きさや乳輪とのバランスで決まってきます。

乳頭の色

まず、乳輪乳頭のを薄くされたい方には、お顔のシミや怪我の後の色素沈着などに使われるハイドロキノンのお薬を塗る方法があります。反対に色を濃くしたい方には、アートメイクが適応されることがあります。

乳頭の性状

次に乳頭の頂点にあるぶつぶつですが、これは乳管開口部であり授乳のためには温存が必須になります。そのため授乳が終わった方などの場合に治療適応があります。また、乳頭ではなく、乳輪のぶつぶつはモントゴメリー腺になります。こちらについては、以前のコラムで詳しく説明しております。

詳しくはこちら

乳頭の形状

乳頭の形状については様々なタイプがありますが、一般的な分類として以下のようなものがあります。

平坦な乳頭(Flat nipples)

乳頭がほとんど突き出ていない状態で、乳頭が平らな形状をしています。

陥没乳頭(Inverted nipples)

乳頭がほとんど突き出ていない状態で、乳頭が平らな形状をしています。

突出した乳頭(Protruding nipples)

乳房から外側に突き出ている乳頭の形を指します。

しかしこの分類はあくまで乳頭の突出度に着目したもので、乳頭の根本から先端にかけての形なども含めると乳頭のかたちは十人十色です。また、乳頭の形状は妊娠や授乳、年齢などの要因によって変化することもあります。

乳頭の大きさ

次は大きさです。乳頭の大きさは個人差がありますが、一般的にアジア人女性の乳頭の平均的な大きさは、直径が約1cmと高さは約9mm程度です。これはあくまで平均的な推定値であり、体型や遺伝などの要因によって異なる場合があります。
また、妊娠や授乳、年齢などの要因も乳頭の形や大きさに影響を与える可能性があります。実際の乳頭形成術では乳輪とのバランスにもよりますが、患者さんがご希望されるサイズで多いのは、直径も高さも8mmくらいになります。
その大きさを整えたい場合に必要となるのは乳頭縮小術です。ひとまわり小さくするのであれば、乳管を温存しながら部分的に切除する方法があります。ふたまわり小さくしつつ、高さも変えるのであれば、縮小術と短縮術を組み合わせます。
大きさ(直径)は変えずに伸びきった乳頭の高さだけを低くすることもできます。どのような術式がご自身の理想の乳頭に近づくのかは、カウンセリングで相談しながら決めていきましょう。当院ではいずれの術式も乳管の温存を考慮しています。

詳しくはこちら

乳輪乳頭のバランス

乳輪乳頭のバランス

乳輪乳頭のバランス(黄金比率)については、個人の好みや文化的な背景や影響がありますが、一般的には乳輪の直径が乳頭の直径の約2倍程度であることが美しいとされることがあります。つまり、乳頭よりもやや大きめの乳輪が好まれることがあります。

このように乳頭の各要素を考えていくと、均整の取れた色調・形状で、乳輪の中心に向かってやや突き出した形状が、一般的に美しい乳頭とされるでしょう。しかしこれらはあくまで一般的な傾向であり、もちろん個人の好みが大きく影響してくる分野でもあります。

当院の乳頭形成(縮小)術では乳頭や乳房の手術に精通した形成外科専門医が、カウンセリングでご本人の好みやご希望をよく把握させていただいたうえで、黄金バランスを加味して手術をご提案させて頂きます。お悩みのかたはぜひ浦和のオジスキンクリニックまでご来院ください。

参考文献

Yu Y, Wei L, Shen Y, Xiao W, Huang J, Xu J. Windmill Flap Nipple Reduction: A New Method of Nipple Plasty. Aesthetic Plast Surg. 2017 Aug;41(4):788-792. doi: 10.1007/s00266-017-0860-9. Epub 2017 Apr 3. PMID: 28374295.

Mohmand, Humayun F.R.C.S.(Ed.); Naasan, Anas F.R.C.S., F.R.C.S.(Plast.). Double U-Plasty for Correction of Geometric Malposition of the Nipple-Areola Complex. Plastic and Reconstructive Surgery 109(6):p 2019-2022, May 2002.
 

酒井成身, 乳房のrejuvenation, 乳頭・乳輪縮小術, 形成外科 49(12): 1343-1351, 2006
佐貫潤一, 他, 乳輪・乳頭の解剖学的特徴と手術時の留意点. 乳癌の臨床20:301-304, 2005

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乳頭縮小術で失敗?
再手術はできるの?【埼玉・東京】

目次

乳頭縮小について

乳頭形成術としても知られ、乳頭のサイズ、形状、または高さを整える目的とした美容外科手術です。

適応のある方:

乳頭の大きさや形、高さ、左右差に悩んでいる人は、手術を検討してもよいと言われています。生まれつき乳頭が大きい場合や授乳により伸びてしまった場合、またアトピー性皮膚炎など掻いてしまうことで乳頭が伸びてしまうこともあります。

手術内容:

乳頭縮小手術は通常、局所麻酔下で行われるため、日帰りでできる手術です。医師と慎重に理想の乳頭のサイズを相談したうえで、マーキングを行い、余分な組織を除去し、希望するサイズと形状になるように乳頭の形を再形成します。

術後の経過:

回復にかかる時間は人によって異なりますが、数日から 1 週間程度、軽度の不快感、腫れ、あざが生じることがあります。ほとんどの場合は数日以内に通常の活動に戻ることができますが、数週間は乳頭に負担がかからないよう過ごしていただきます。

結果:

乳頭縮小手術の効果は通常永続的ですが、体重の変動や加齢などの要因が時間の経過とともに乳頭の形がまた変わってくる可能性はあります。しかし、今までのコンプレックスが解消され、温泉やプールなどを楽しむことができるようになり、非常に満足度の高い手術のひとつです。

リスク:

他の外科手術と同様、乳頭縮小術には感染、出血、傷跡、乳頭の感覚の変化、結果への不満など、いくつかのリスクが伴います。資格のある手術経験豊富な形成外科専門医を選び、手術を受ける前に徹底的に話し合うことが重要です。

乳頭縮小術は男性や
トランスジェンダー手術時にも行います

トランスジェンダー手術時にも行います
乳頭縮小術は授乳後に変化した乳頭を整えるために女性が行うことが多い手術ですが、実は男性にも非常に人気がある手術です。

水着やTシャツの際に乳頭の大きさや形が気になりやすいため、プールや海を楽しむことができなかった、という男性が非常に多くいらっしゃいます。

また、女性から男性へのトランスジェンダー手術の際も乳頭縮小は大切です。

男性の服装は女性よりも乳頭を他人と比べる機会が多いからこそ、理想とする乳頭の大きさや形を医師と共有してから手術に挑むことが非常に大切です。オジスキンクリニックでは男性の乳頭縮小も取り扱っており、複数の形成外科専門医が在籍するため男性医師を指名することも可能です。

詳細は男性の乳頭縮小のHPをご覧ください。

男性の乳頭短縮ページはこちら

コラムにも詳しく記載しています。

コラムはこちら

乳頭縮小術をして満足いかない原因

乳頭縮小術をしても結果が理想と異なってしまう場合があり、当院でも他院の術後修正を依頼されることがあります。

乳頭縮小術をしたけど小さくならなかった

一番多いのは思ったよりも小さくならなかった、という訴えです。
乳頭の手術は乳腺外科や産婦人科では扱いません。乳がん術後に乳頭を作る際も乳がんは乳腺外科医が担当しますが、乳頭を作成するのは「形成外科医」なのです。乳頭の血流を熟知しているのは形成外科だけなのです。
「これ以上小さくしたら血流が悪くなってしまうかも…」という心配があるのは良いことですが、その塩梅がわかっていない場合は「まだまだ小さくしても問題ないのに、怖がってしまい少ししか小さくできない」という結果に至るようです。

乳頭縮小術をしたが乳頭の形が
変わってしまった、左右差が出た

これもよくある訴えのひとつですが、形成外科医は見た目を整える科だからこそ左右差や理想の形に関しても手術中によく確認することを徹底するのが基本姿勢です。術中に何度も確認し、納得がいくまで手術を行います。もちろん、肉眼での確認となるため、0.1㎜単位で調整するのは困難ですが、常識の範囲からかけ離れた左右差はないように仕上げます。
ただし、もともとの乳頭の形がいびつ(分裂乳頭など)であり術後にどうしても左右差が残る場合などは、それを予め医師患者間で共有したうえで手術を行います。
形成外科医に手術を執刀してもらうのは前提として、左右差や形について術後に気になる場合は再度修正が可能かを執刀医に相談してみてもよいかと思います。

乳頭縮小術の傷跡が目立つ

乳頭や乳輪はもともと色素がついている場所なので、実は傷跡が白く目立つことがあります。だからこそ皮膚表面だけではなく、皮下組織をぴったりと縫合することが大切になります。これは他の科では使わないような極細の糸や針を使用して皮膚を縫合したり、指先の血管を繋げる手術を日ごろから行ってきた形成外科医にしかできない手技といっても過言ではありません。
ただし、傷跡が赤く盛り上がってしまった、という場合は縫合手技の問題ではなく体質の問題となります。この場合は「肥厚性瘢痕」もしくは「ケロイド」の可能性があり、万が一、赤みが強く硬結が出てきた場合は主治医に相談してみてください。

再手術はできる?できない?

結論として、再手術は可能です。
ただし、一度手術をしている部分は「瘢痕」といって硬くなっています。手術回数が増えるほど血流も悪くなるため乳頭壊死の可能性も高くなります。乳頭が壊死してしまうと乳頭部分が平坦化する可能性があります。
その場合は乳頭再建といって、乳輪部分から乳頭を新たに作り直す必要がありますが、自然な乳頭を作成するのは形成外科専門医にとっても非常に難しい手技となります。
再手術を受ける際の注意点を必ず読んでください。

乳頭縮小術の再手術を受ける前に気を付けること

乳頭縮小術の再手術を受ける前に気を付けること

手術直後は再手術ができない

手術により、腫れや内出血が出ているときはもちろんですが、術後1か月後に傷跡はもっとも硬くなり、その後3か月程度でなじむといわれています。この期間は再手術はせず、傷の治りを待ちましょう。また、傷跡が白く浮き出てくるのも2~3か月後からになります。

術後のダウンタイムをしっかりとる

通常、乳頭の手術は日常生活への復帰は当日からでも問題ありません。
ただし、再手術の場合は乳頭へ負担がかからないように初回手術よりも気を付けなければなりません。体を洗う際に乳頭が引っ張られたり、下着で乳頭が強くつぶされたりすることで、傷跡が開く可能性があります。
術後のケアについてはクリニックによく確認をしてください。

術感染のリスクが高くなる

再手術は血流が悪くなるため、傷口の感染リスクが高くなります。傷口にばい菌がつくと、傷がきれいに治りにくいうえに、最悪の場合は乳頭が壊死する可能性があります。術後はしっかりシャワーを浴びることができるような日程で手術を予約してください。

形成外科専門医を探す

医師の中にも「専門医」が存在します。臨床において乳頭の手術を経験しているのは「形成外科専門医」のみです。乳頭をどこまで小さくしてもよいのか、血流を考慮して手術をすることができるうえ、ご希望に合わせて数通りの手術方式から最適なものを提案することができるはずです。

再手術は「専門医」を
頼らざるを得ない理由

再手術となると、傷口は硬くなり、縫合にも技術が必要になるため手術の難易度は高くなります。

  • 血流を考慮した手術をする
  • 傷跡を目立ちにくくする
  • 理想の乳頭に近づけるため、複数の術式を知っている医師に執刀してもらう

これらを考えると、形成外科専門医に執刀してもらうことがまずは大前提になります。
そして、カウンセリングにて手術のお話を実際に聞き、美的感覚が合う医師を見つけることが大切です。
形成外科専門医は下記ページから探すことができます。

こちらから

まとめ

まとめ
乳頭手術は非常に需要が高い手術であり、乳頭の大きさや形がきれいになることで温泉やプールを心から楽しめるようになる素晴らしい手術です。
乳頭縮小の再手術は可能ですが、執刀医は慎重に選んでください。
オジスキンクリニックは慶應義塾大学形成外科と提携し、乳頭縮小術を行っています。
また、酒井成身先生(日本の乳頭手術技術を世界に発信し、乳頭の手術の世界的パイオニア)の直接指導を受けた形成外科専門医が複数在籍しています。男性の乳頭縮小に関しては、必要に応じて男性医師を指名することも可能です。
再手術はリスクも伴いますが、理想の乳頭を形成するお手伝いができればと思っております。

参考文献

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Shulman O, Badani E, Wolf Y, et al. Appropriate location of the nipple-areola complex in males. Plast Reconstr Surg 2001;108:348-51. 10.1097/00006534-200108000-00010

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