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リベルサス=経口GLP-1受容体作動薬でダイエットするときに知っておきたいこと。

こんにちは、オジスキンクリニックの吉原です。

今日は最近お問合せをいただくことが増えた

「リベルサス」について。

当院でももちろん取り扱っております。

毎日飲むだけ、ラクチンですよね。

今までの注射版GLP-1ダイエットと比較してダイエット効果はどうなのか。

少し検討していきたいと思います。

リベルサスってなに?

リベルサスは世界初!の経口GLP-1受容体作動薬です。

GLP-1受容体作動薬の働き詳細は以前のブログにも記載していますのでよければ参考にしてください。

https://www.ozi-skin.com/glp1-saxenda/

今までは注射しか選択肢がありませんでしたが、

なんと経口薬が販売となり、ダイエット薬としても話題になっています。

厚労省の認可がおりたということは海外でのデータが出そろい、糖尿病薬としての効果が確かなものだと裏付けられた証拠でもあります。

糖尿病治療というのは、血糖値をコントロールすることが1番の目標となるわけですが、健康なカラダに近づくため同時に医師の指導のもと減量していくことも多々あります。

実際に海外では2017年頃から血糖値、腹囲、体重の経過など含め様々な研究がされてきました。日本で認可がおりたのは2021年ですのですでに数多くの方が使用されてきたのがわかると思います。

リベルサス、その効果はいかに。

リベルサスは「セマグルチド」です。従来よりある週1回のGLP-1治療薬「オゼンピック」もセマグルチドです。

サクセンダはリラグルチドなので厳密にはリベルサスとサクセンダは成分が異なります。

(ちなみにリラグルチドは従来より抗体をつくりにくい、と評価されてきました。長期間使用してもカラダが薬にちゃんと反応します。)

ただし、セマグルチドとリラグルチドは化学基こそ違えど、ほとんど同じ成分ですので、同様の働きをします。

こちらも以前比較した記事がありますので参考にしてください→https://www.ozi-skin.com/glp-1-saxenda-diet/

注射より飲むほうが楽なのに、なんで今まで発売しなかったんだー!という声があがりそうですが…

実はセマグルチドは非常に不安定。分子量が大きく消化管では吸収されにくいし、胃酸で壊れてしまう。内服しても効果は出ないだろう、といわれていました。

今回のリベルサスは、セマグルチドを特殊な吸収促進剤(SNAC)で包み込んでようやく(!)胃からなんとか吸収させることに成功したわけです。

それでもやはり通常の内服薬に比較して非常に不安定なのは変わりません。

内服のあとは絶飲絶食。

せっかく内服したものをちゃんと吸収させるよう、研究した結果…

・必ず空腹時に内服する

・水120ml以下と内服する

・リベルサス内服と同時に他の薬剤は内服NG

・リベルサス内服後は飲食は30分以上NG

という制約がついてしまったのです。

胃酸で壊れてしまいやすい成分のため、食後もNG、ほかの薬もNG。

水の量まで制限かかっている薬って珍しいです。

ここまで制約がついているからか、下記のような評価も。↓

For others oral semaglutide may be an alternative option for those who are averse to injections, and when the superior efficacy of the injectable preparation is not needed.

同じセマグルチドのオゼンピックと比較した場合に、内服は吸収にムラが出るため、しっかり効果を出したいのであれば注射のほうがいいだろう。内服はあくまで注射が嫌な人への代替手段だ。ってことです。

確かにその通りでして。

注射は確実に吸収されます。

ましてやリベルサスはその他の内服薬よりも不安定。

効果を出したいのに吸収率によっては効果が出にくいなんて困ってしまいます。

とはいえ、注射って嫌ですよね。

でも注射って嫌ですよね。

そんな時はやっぱりリベルサス。

では、実際の効果はいかがなものでしょうか。

ぜひ続きをご覧ください→リベルサスの効果はいかに。実際何キロ痩せるの?副作用は?

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日付:   カテゴリ:ダイエット, 女医のきれいブログ, 脂肪溶解注射

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