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GLP-1ダイエット。毎日注射「サクセンダ」?週1回「オゼンピック」?どっちがいいの?違いを比較。

こんにちは、オジスキンクリニックの吉原です。

GLP-1ダイエット、ご存知でしょうか。

メディカルダイエットとして認知されているダイエット薬です。

詳しくは以前のコラムをご覧ください

サクセンダダイエットとは

サクセンダダイエットの副作用と効果を天秤にかける

 

さて、実はGLP-1ダイエット=サクセンダ、のような認識がありますが、

同じような効果の薬剤がいくつかあります。

代表的なものは「トルリシティ」「オゼンピック」「ビクトーザ」です。

これらに違いはあるのでしょうか?

そして一番気になるところ、どれが一番効果があるのでしょうか。

 

長時間作用か短時間作用か

トルリシティ、オゼンピック、ビクトーザ、そしてサクセンダ、大きな違いは作用時間です。

◆トルリシティとオゼンピック→長時間作用型。

◆ビクトーザとサクセンダ→短時間作用型。

長時間ってどれくらいかというと、1回注射をすると1週間効果が出てくれるのです。

ちっくんが1回でよいなんて嬉しいですよね。

サクセンダやビクトーザは毎日注射が必要です。

針を刺す手間や痛みを考えるとトルリシティやオゼンピックのほうが良いように感じますね。

では、まずそれぞれの違いをみていきましょう。

ビクトーザとサクセンダの違いについて

ビクトーザとサクセンダはどちらもリラグリチドという成分で、内容は全く同じです。

サクセンダは肥満症薬として開発されたシリンジのため、0.6㎎から3.0㎎まで調整することができます。

ビクトーザはあくまで糖尿病薬なので0.3㎎から1.8㎎までしか打つことができません。

例えば、ビクトーザで2.4㎎打ちたいときには2回注射しないといけなくなってしまうデメリットがあります。

2回注射することに抵抗がないからビクトーザでいいわ、という方もいるかもしれません。

実は、針を変えるたびに「空打ち」といって針の中を満たすために薬液を少し出さないといけないんです。1日2回空打ちをするとそれだけでも減りが早くなっていってしまうのでもったいないのです。

少しでも節約しながら使用したい方にはシリンジの機構を考えるとサクセンダがおすすめです。

 

トルリシティとオゼンピックの違いについて

トルリシティとオゼンピックは同じようで実は全く異なる注射。

オゼンピックのほうが体内にとどまる時間が長いため、1週間の中でもしっかり食欲抑制効果が出ます。

海外の比較データでは、トルリシティとオゼンピックではオゼンピックに体重減少の軍配があがったという報告が出ています。

ただし、オゼンピックは日本認可されるようになったのが最近であるため使用用量などについてアジア人に向けた研究がこれからさらに必要となるでしょう。

1週間に1度の注射でよいため、ダイエット目的で使用するのであればトルリシティよりもオゼンピック、ですね。

では、ここからそれぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。

 

メリット・デメリット

短時間作用型→サクセンダ、ビクトーザ

長時間作用型→トルリシティ、オゼンピック

ですが、

それぞれのおすすめはサクセンダ、オゼンピックなのでそちらに焦点をあてて解説していきます。

 

サクセンダのデメリット

◆毎日注射をしなければならない。(ただし、針はとっても細いので1日1回であればストレスにはならないと思います。)

◆胃排泄遅延効果が強いため、治療開始1か月程度の間、胃もたれ感・吐き気の副作用が長時間作用型に比較して出やすい(40%程度)。

 

オゼンピックのデメリット

◆長時間作用型でよく言われるデメリットは消化管に持続的に効果が出てしまうことで、慣れが生じやすく効果が弱くなってしまう(タキフィラキシー)。

◆注射をしてから時間がたつと効果が弱くなるため、食欲・間食欲が出てきてしまう。例えば、毎週月曜に注射をする場合、土日は比較的食欲抑制効果が減弱しやすい。

◆日によって容量の調整ができない。基本的に注射をしてから時間がたつほど効果が減弱してしまう。

◆認可されてまだ間もないため、アジア人向けの適正量が定まっていない。(現時点では初期0.25㎎で4週間→0.5㎎で継続。効果がなければ1.0㎎へあげる)

 

サクセンダのメリット

◆長時間作用型のオゼンピックに比較して歴史のある薬であるため安全性やアジア人向けの適正量がわかっている。

◆1か月程度で吐き気などの副作用がおさまり、安全に使用できることがほとんど。

◆毎日注射をするため、効果を調整できる。例えば、「今日は食事会があるから自制できるよう多めに注射しておこう」「今日は体調がすぐれないから少なめに…」などが可能。

◆タキフィラキシーが起こりにくく、効果が長続きしやすい。

 

オゼンピックのメリット

◆週に1度の注射でいいので、手間がかからない

◆1週間分=1本で使用していくため、打ち間違いが起こりにくく簡便。

 

では、結局どちらが痩せるのでしょうか。

サクセンダとオゼンピックの成分を注射して比較した論文もあるのですが、

・サクセンダ 1.2㎎/日

・オゼンピック 1.0㎎/週

を比較した論文なんですよね。

サクセンダは3.0㎎が最大容量で、基本的に1.8㎎~2.4㎎で継続していく注射です。

オゼンピックは0.25㎎から開始し。最大容量は1.0㎎。基本的に0.5㎎で継続していく注射。

比較するにしても、オゼンピックは最大量、サクセンダは少量使用で比較しているため、その論文ではオゼンピックのほうが体重減少効果が高くなっていますが、これからさらなる研究が必要かと思われます。

ただし、どちらも4~8週間で体重減少効果はしっかり見込める薬なことは間違いありません。

 

どっちを選んでも痩せるけれど…

 

サクセンダが向いている方

◆毎日注射をするのは面倒ではない

◆食事会があるときもあり、日によって効果を強くしたいときもある

◆歴史が長く、いままで安全に長く使われてきた薬を使用したい

オゼンピックが向いている方

◆毎日注射をするのは面倒

◆日々の調整は必要ないので、打ち方が簡便なほうがよい

◆新しい薬を試してみたい

 

 

まとめ

GLP-1注射はメディカルダイエットとして韓国で一大ブームとなりました。

安全に確実に痩せる薬として認知されてきましたが、もちろん薬なのでデメリットや副作用もあります。

健康的に運動や自身の食生活の見直しでダイエットできるのが一番良いとは思いますが、ダイエットをストレスに感じてしまうのでは本末転倒です。

ダイエットしたいけれど、食事制限や無理な運動がストレス…という方には医療の力を借りてみるのもありだと思います。

クリニックでは事前の採血にてお客様の膵機能や肝機能・腎機能などを把握し、健康的なダイエットをサポートさせていただきます。

お気軽にご相談ください。

 

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日付:   カテゴリ:ダイエット, 女医のきれいブログ

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