おでこ(額)のボトックスでまぶたが重く。眼瞼下垂なの?ボトックスは打てないの?

おでこのボトックスについて。

よくあるご相談が

「おでこ(額)のしわが気になります。

でも以前ボトックスを打ったらまぶたが重くなって…

眼瞼下垂だから仕方ないといわれました。

私ってボトックスは打てないのでしょうか」

というもの。

さて…ボトックス、打てるのでしょうか。

このお悩みをコメントひとつずつ紐解いていきます。

 

おでこ(額)のしわが気になります。

前回のブログでもお伝えしましたが、おでこのしわは「前頭筋(ぜんとうきん)」という筋肉が動くことで横方向にできます。

 

この前頭筋が動くことで眉毛が上方向にぐっと持ち上がります。

当然、眉毛が上に動くとおでこにしわがよります。

そして、おでこのしわが気になる方は

①筋肉を動かすクセが強い

②おでこの皮膚のコラーゲンが減少している・骨が減って皮膚が余っている

③眼瞼下垂症状が強く、目をあけるために前頭筋を無意識に使ってしまう

のどれかに当てはまります。

もちろん、3つの要因が重なっている場合もあります。

今回のテーマでは③に注目。

眼瞼下垂とはなんでしょう。

 

ボトックスを打ったら眼瞼下垂が判明?!

聞きなれない方もいると思います。「眼瞼下垂(がんけんかすい)」。

眼瞼下垂とは、まぶたが垂れて視野が狭くなっている状態。

1.まぶたを開ける筋肉が弱ってきていることもあれば(まぶたブログ(腱膜性眼瞼下垂))、

2.眉毛から睫毛までの皮膚がたるんであまっていることもあるし(まぶたブログ(皮膚性眼瞼下垂)

3.生まれつきにまぶたの筋肉がうまく働いてくれない(まぶたブログ(先天性眼瞼下垂))ということもあります。

どのタイプであってもまぶたをあけるためにおでこの筋肉を使うため、おでこにしわがよります。

 

今回のコメントで注目すべきは

「あなたは眼瞼下垂だからボトックスは打てません」

ではなく

「ボトックスを打ったらまぶたが重くなり、眼瞼下垂だから仕方ないといわれた」

というところ。

 

そもそも眼瞼下垂の方にボトックスは打たない

おでこの筋肉を使わないとまぶたを開けられない方に、筋肉を弱めるボトックスを打てば悲惨な結果になるのは当然です。

眼瞼下垂の方にこちらからボトックスを勧めることはありません。

しわを浅くする方法はボトックスだけではないので別の方法で治療していきます。

でも、ボトックスを打ったということは見た目で眼瞼下垂と判断がつかなかったということ。

となると

・ボトックスの量が多すぎた

・ボトックスを打つ位置が間違っていた

の可能性が高いです。

(明らかに眼瞼下垂症状があるのにボトックス治療をしたのであればそれはNG医療です)

年齢や筋肉量に応じて必要なボトックスの量は変わります。

その方にとって過剰な量が投与されてしまったのであればそれはボトックスによって作り出された偽物の眼瞼下垂です。

1日の中で驚いた表情や目を大きくあけたいときってあると思います。

その時におでこの筋肉が全く使えなければ誰だってまぶたを重く感じます。

1ミリも動かなくするのがボトックス治療ではありません。

筋肉の動きを残しつつしわが出にくくするのが正しいボトックス治療。

患者様の中には「もう二度と!!」という方もいますが、

ボトックスは非常に素晴らしい老化予防・アンチエイジングの治療なのでもう一度トライしてみてほしいなあ、と心から思います。

…ただし…

ボトックスの量も位置も適切だった。でもまぶたが重くなった、という方もいるかもしれません。それ、隠れ眼瞼下垂です。

 

見た目で判断できない眼瞼下垂?隠れ眼瞼下垂とは

まぶたはしっかり開いているようにみえる方の中に軽度の眼瞼下垂が含まれていることがあります。

ここで通常通りボトックスを打ってしまうと

まぶたが重くて…ということになります。

そこで眼瞼下垂症状があるかどうかのチェックワード「目を大きくあけてください」。

詳しくは過去のブログをどうぞ→額(おでこ)ボトックスで違和感?失敗?目が重くなった?気軽なボトックスは要注意~デメリット解説~

ここでどう頑張っても額の筋肉を使ってしかまぶたを大きくあけられない方は軽度の眼瞼下垂が隠れている可能性が高いです。

いずれにせよ、しっかり診察すれば隠れ眼瞼下垂は見破ることができます。

では、その場合はボトックスは打てないのでしょうか。

 

それでもボトックスは打てる

打てます。

①日常生活で額にいつもしわが寄っているわけではない

②ただし、まぶたを大きく開けるときは額の筋肉を使いがち

こういった隠れ眼瞼下垂の方は実はたくさんいらっしゃいます。

このような場合、通常通りボトックスを打っていくと眼瞼下垂を作り出してしまいます。治療するときは筋肉をよくみて打つ量と打つ位置に注意しながらマイクロボトックス法を組み合わせて。

 

ボトックスの嫌な思い出は一旦忘れてください

ボトックス、もう二度と打ちたくない!という方もいますよね。

嘘だと思って一度ご相談ください。

もちろん「ボトックス、向いてませんね」ということもありますが

「ボトックスでしわが刻まれるのを防げますよ!」ということも多々あります。

しわは今よりも深くなっていくばかり。

辛くないボトックス治療もご提案できます。

 

おでこのボトックス治療を安全に受けるために

当院ではしわ取りボトックス治療は1か月の保証制度を設けています。

1か月以内であればリタッチ無料で行っているのですが、どれほどの量でどれくらいしわが浅くなるのかここで把握することができます。

そして、1か月以内にもう一度いらしていただき、しわが浅くなった状態での左右差の調整やしわの微調整が必要であればそこで追加注入していきます。

この保証制度がない場合、初回注入時でどれほどの量がその方に適切なのかを1発であてないといけません。

もちろん、年齢やしわの寄り方からおおよそ予測は可能ですが、どんなベテランでも量の見極めを外すことはあります。

―足りなくてもしわがたくさん残る。

―多すぎると怖い顔になる。

どちらもいやですよね。

このリタッチ制度で安全に治療を行うことができます。

当院以外にも取り入れているクリニック、増えてきています。

安易におでこのボトックスを打つ前にぜひ問い合わせてみてください。

 

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浦和駅1分の美容皮膚科・まぶたの治療【OZI SKIN CLINIC】

日付:   カテゴリ:しわ, ボトックス, 女医のきれいブログ

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