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男性の乳頭縮小後はいつから筋トレできる?運動・ジム・入浴・仕事復帰を形成外科専門医が解説

王子富登 形成外科専門医 男性乳頭縮小 監修

監修:形成外科専門医
王子富登
慶應義塾大学医学部 形成外科

目次

はじめに

乳頭縮小術は、近年非常に需要の高まっている手術です。

「男性の乳頭縮小を受けたいけれど、筋トレはいつから再開できる?」
「ジムを長期間休む必要はある?」
「仕事はいつからできますか?」
「シャワーや湯船、サウナはいつから大丈夫?」

ふだんの日常生活にいつから戻れるのか、運動習慣がある方はジムにいつから行けるのか、サウナはどう?など特に気になりますよね。

特に男性の乳頭縮小を検討されている方からよくいただくご質問です。

乳頭縮小後の生活について、詳しく御伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みください。

手術を受けるタイミングを決める参考になればうれしいです。

乳頭は小さな組織ですが、血流が豊富な部位で出血もしやすい部位です。

手術後しばらくは縫合した部分に過度な張力や摩擦を加えないことも大切です。

今回は実際の男性乳頭縮小の症例写真も交えながら、

  • 仕事はいつからできる?
  • シャワーや入浴はいつから?
  • ウォーキングやランニングは?
  • ジムにはいつから行ける?
  • ベンチプレスなどの胸トレは?
  • サウナや温泉はいつから?

といった疑問について、形成外科専門医が詳しく解説します。

男性の乳頭縮小術とは?

男性の乳頭縮小術とは、大きい・長い・太いなどの乳頭を、胸全体とのバランスを考えながら小さく整える手術です。

男性の場合、

  • Tシャツの上から乳首が目立つ
  • 薄手の服を着ると乳頭が突出して見える
  • 温泉やプールで乳首の大きさが気になる
  • 筋トレをして胸板が厚くなったことで乳頭が目立つようになった
  • 乳頭が長く、衣類に擦れる
  • 左右で乳頭の大きさや高さが異なる

といった理由から手術を希望されることがあります。

ひとことで「乳首が大きい」といっても、実際には、3つのタイプにわかれます。

乳頭の高さがあるタイプ

横から見たときに、乳頭が前方へ長く突出しているタイプです。

乳頭の幅・直径が大きいタイプ

正面から見たときに乳頭自体が太く、大きく見えるタイプです。

高さと幅の両方が大きいタイプ

乳頭の高さと直径の両方を調整する必要があります。

手術の適応については、「自分で気になるかどうか」がひとつの基準にはなります。

それとは別に、「自分が正常範囲内か知りたい」ということであれば高さ・幅ともに5㎜以内がバランスとしてきれいな見た目といわれています。

当院では乳頭の形や患者様のご希望に応じて、手術の種類をご提案します。

男性の乳頭縮小は、単純に「できるだけ小さく切ればよい」という手術ではありません。

乳頭の血流を保ちながら、左右差、胸板や乳輪とのバランス、傷跡の位置まで考えてデザインすることが重要です。

男性乳頭縮小の症例

症例:乳頭短縮・縮小

症例は40代男性です。

乳頭の大きさ・突出が気になり乳頭縮小術を行った男性の症例です。

術前は正面から見た乳頭の幅だけでなく、横から見たときの高さも認めました。

【40代男性:術前/術後3か月 正面 ←術前 術後→】

男性乳頭縮小術の術前と術後3か月の正面症例写真

【40代男性:術前/術後3か月 側面 ←術前 術後→】

男性乳頭縮小術の術前と術後3か月の側面症例写真

傷跡も近くでみてもほとんどわからないくらいきれいになりました。

特に乳頭の高さが気になるとの訴えもあったため高さについてはご本人の希望とすり合わせたうえで丁寧にデザインさせていただきました。

大胸筋の大きさと乳頭のバランスも重要なポイントです。

症例情報

施術名男性乳頭縮小術/乳頭短縮術
施術内容余剰な乳頭組織を切除し、高さ・幅を調整したうえで縫合します。
麻酔局所麻酔
手術時間約60分(デザイン時間込み)
通院回数約2週間後に抜糸。その後、モニターの方は経過観察で1~2回ご来院。
費用モニター価格 200,000円(税抜)
主なリスク・副作用腫れ、内出血、出血、疼痛、感染、傷跡、左右差、感覚の変化、血流障害、乳頭の変形、後戻り、希望する大きさとの差など

※治療結果には個人差があります。

症例写真で見る乳頭縮小後の経過

乳頭縮小では、術直後の見た目がそのまま完成形になるわけではありません。

術後早期には腫れがあり、乳頭がやや大きく見えたり、傷の赤みが目立ったりすることがあります。時間の経過とともに腫れが落ち着き、傷も徐々になじんでいきます。

症例写真を供覧します。

術前→1か月後→3か月後と乳頭のむくみが取れてバランスの取れたきれいな乳頭になっていくのがわかると思います。

男性乳頭縮小術の術前から術後1か月・3か月までの経過写真

術後1か月

【症例写真中央 術後1か月】

術後1か月になると、乳頭の形や大きさもかなり落ち着いてきます。

ただし、まだ傷の赤みや硬さが残る時期でもあり、腫れもあります。

傷跡は数か月かけて徐々になじんでいくため、術後1か月の時点ではまだ完成形ではありません。

術後3か月以降

【症例写真右 術後3か月】

数か月経過すると、腫れが落ち着き、乳頭の形もより自然になってきます。

傷跡の赤みも徐々に薄くなります。

ただし、傷跡が成熟するまでの期間にはおよそ半年かかるといわれています。

仕事・シャワーについて

男性の乳頭縮小後、仕事はいつからできる?

デスクワークは当日〜翌日から可能!

乳頭縮小術は局所麻酔で行います。日帰り手術なので午前中に手術を行い、午後にはデスクワークに復帰する方もいます。

ただし、手術当日は麻酔が切れたあとに軽い痛みや違和感が出ることがありますし、乳頭は血流が豊富な部位であるため血がにじむこともあります。基本的には直後に保護するガーゼで十分対応可能な程度ですが、なるべく安静に過ごしていただくことをおすすめしています。

肉体労働は仕事内容によって異なります

  • 重い荷物を持つ
  • 腕を大きく動かす
  • 胸に強く力を入れる
  • 大量に汗をかく
  • 作業着で乳頭部分が擦れる

といった仕事の場合は注意が必要です。

配送業、引っ越し、建設業、介護職、パーソナルトレーナーなど、上半身をよく使う仕事では、仕事内容によって1〜2週間程度負担を減らしていただく場合があります。

基本的に数日もすると出血もほとんどおさまってきますので、軽い肉体労働であれば出血がなくなったら開始しても問題ありません。

ただし、肩甲骨を寄せるような創部の傷口が開くような動きは1か月はさけていただきます。

シャワーはいつから?

シャワーは翌日から通常通り可能です。

傷口を清潔に保つため、清潔なお湯で洗浄することが感染予防につながります。

しみなければボディソープもつけて構いません。

ただし、強い水圧・ごしごしこする・無理に傷口をひらいて洗うなどの行為は傷口が開く可能性があるのでNGです。

シャワー後はクリニックからの指示に従って創部を保護してくださいね。

湯船はいつから入れる?

シャワーと湯船は別に考えます。

長時間お湯につかると血流が増加し、術後早期には腫れや出血につながる可能性があります。

また、抜糸前は傷口が完全に安定していないため、当院では湯船につかるのは抜糸後をひとつの目安としています。抜糸はおよそ術後2週間が目安です。

傷の状態によって再開時期は異なりますので、抜糸時の診察で確認してください。

運動・筋トレについて

乳頭縮小後はなぜすぐに筋トレしてはいけない?

乳頭縮小手術では、余分な乳頭組織を切除したあと、乳頭の形を整えて細い糸で縫合します。皮膚表面が閉じているように見えても、術後早期は傷の内部まで完全に治っているわけではありません。

この時期に強い負荷が加わると、傷口がひらき、出血したり傷の幅が広がったり等で乳頭の形に影響が出てしまいます。

特に男性では、筋トレ習慣がある方が多く、

「胸トレではなければ大丈夫ですか?」
「脚トレだけならできますか?」

と聞かれることがあります。

運動再開を考えるときには、単にトレーニング部位だけではなく、どのような運動で、皮膚に緊張がかかるのかどうかまで考える必要があります。

では、ひとつひとつみていきましょう!

ウォーキング

日常生活程度の歩行については、基本的に手術当日から可能です。

通勤や買い物など、通常の歩行であれば問題になることはほとんどありません。

ただし術後数日の出血がある時期は、

  • 長時間歩き続ける
  • 大量に汗をかく

ような運動としてのウォーキングは控えめにしましょう。

ランニング・ジョギング

ランニングは歩行と異なり、身体に上下動が加わります。

また、ガーゼのつけ方があまかったりすると創部が擦れて傷口が開く可能性があります。

また、心拍数が上がり、発汗も増えるため、手術直後から行うことはおすすめしていません。創部が擦れるような運動や行為は抜糸までは避けてください。

抜糸時に創部に問題がなければ、洋服などですれないように気を付けていただきながらジョギング等から開始していきます。

ジムにはいつから行ける?

「ジムに行く」といっても、行うトレーニングによって乳頭への負担は大きく異なります。

軽い下半身トレーニング

胸部への負荷がほとんどなく、汗を大量にかかない程度であれば、傷の状態を確認しながら比較的早い段階から再開できることが多いです。目安は出血や痛みがなくなっていることです。ただし、高重量のスクワットやデッドリフトなどは別です。

高重量トレーニングでは、全身に力を入れて強く踏ん張るため、血圧が上昇します。

血圧が変わるようなトレーニングは抜糸までは控えていただきます。

上半身のトレーニング

肩や腕のトレーニングであっても、種目によっては大胸筋や胸部の皮膚が動きます。

胸部の皮膚が動かないような上半身のトレーニングであれば、出血や痛みがおさまっていれば問題なく行うことができますよ。

ベンチプレス・腕立て伏せなどの胸トレはいつから?

男性患者様から特に多い質問です。

ベンチプレス、腕立て伏せ、ダンベルフライ、チェストプレスなどは、大胸筋を大きく収縮・伸展させます。その際に皮膚も大きく動くため、乳頭に

  • 張力
  • 摩擦
  • 圧迫

が加わる可能性があります。

当院では胸の皮膚が動くような運動は原則として約4週間控えていただいています。

当院では基本的に術後1か月検診を設けておりますので、その際に医師が創部を確認し、問題なければ再開していただいております。

普段から高重量のトレーニングをされている方は、カウンセリング時にトレーニング内容を医師へお伝えください。

筋トレ再開の目安をまとめると

術後時期運動の目安
手術当日日常生活程度の歩行
翌日〜数日軽い歩行・通勤
約1週間軽い運動を検討する時期。抜糸前は無理をしない
約2週間傷の状態が良ければ徐々に運動再開
2週間以降軽い筋トレから段階的に負荷を上げる
約1か月多くの場合、運動上の制限はかなり少なくなる

基本的には出血がある時期は運動は避け、その後しばらくは創部に擦れや緊張などの負担をかける運動を避けていただく必要があります。もちろん、傷口が治る過程は人によっても異なるため、医師の診察時にご相談いただくのが一番確実です。

汗をかく運動にも注意しましょう

術後の運動で意外に見落とされやすいのが、汗と衣類による摩擦です。

ジムで汗をかくと、

  • Tシャツが乳頭部分に密着する
  • 濡れた服が乳頭と擦れる
  • 運動後も湿った状態が続く
  • タオルで強く拭いてしまう

といったことが起こります。

特にコンプレッションウェアなど、身体に密着する服を使用している方は注意が必要です。手術直後は、見た目以上に乳頭を丁寧に扱うことが重要です。

術後3か月までは要注意です。

サウナ・温泉はいつから?

筋トレとあわせて男性患者様から質問が多いのがサウナです。

サウナは高温によって血管が拡張し、血流が増加します。

さらに大量に汗をかくため、少なくとも抜糸までは避けてください。

温泉についても、抜糸前など傷口が完全に安定していない状態では入れません。

基本的に創部に問題なければ抜糸翌日からサウナや温泉は可能となります。

形成外科専門医による手術・術後管理が重要な理由

乳頭縮小は手術範囲が小さいため、一見すると簡単な手術に感じられるかもしれません。

しかし、乳頭という小さな組織の中にはたくさんの血管や神経が走っています。

また、整容面を整えることが目的なので、もちろん左右差なども意識しなければならない部位です。

  • どこを切除するか
  • どの組織を残すか
  • 血流をどのように保つか
  • 傷跡をどこに配置するか
  • どの程度の張力で縫合するか
  • 左右差をどのように調整するか

を考えて手術する必要があります。

形成外科は、傷をきれいに治すこと、組織の血流を考えること、変形した組織を形成・再建することを専門とする診療科です。

オジスキンクリニックでは、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が男性乳頭縮小術を担当しています。

術前には「何mmにする」と数字だけで決めるのではなく、

  • 乳頭の高さ
  • 乳頭の幅
  • 乳輪とのバランス
  • 胸板とのバランス
  • 左右差

などを確認し、自然に見える形を検討します。

また術後の診察では、傷の閉じ方、血流、腫れ、傷跡などを確認し、運動再開の時期についても患者様ごとに判断します。

筋トレを日常的に行っている方は、手術前にトレーニング内容や頻度をお伝えください。

男性乳頭縮小後のよくある質問

Q1. 乳頭縮小の翌日から仕事に行けますか?

デスクワークであれば、翌日から仕事をしていただけることがほとんどです。

ただし肉体労働の場合は、仕事の内容によって休養期間を調整する必要があります。

Q2. 乳頭縮小後、翌日から歩いても大丈夫ですか?

通勤や買い物などの日常生活程度の歩行は可能です。

運動目的の長時間ウォーキングは、術後数日は控えめにしてください。

Q3. ジムは1週間後から行けますか?

軽い運動であれば傷の状態によって可能な場合がありますが、抜糸前は無理な筋トレはおすすめしていません。

Q4. ベンチプレスは2週間後からできますか?

いいえ、ベンチプレスは傷口が広がる可能性のある動きです。傷の状態に問題がなければ、術後4週間以降に軽い負荷から徐々に再開できる場合があります。

ただし、高重量のトレーニングについては個別に判断します。

Q5. シャワーはいつからできますか?

基本的には翌日から可能です。

傷を強く擦らず、やさしく洗ってください。

Q6. 湯船にはいつから入れますか?

抜糸後がひとつの目安です。

Q7. サウナはいつから入れますか?

少なくとも手術直後や抜糸前は避けてください。

傷がしっかり閉じ、腫れや赤みに問題がないことを医師が確認してから再開してください。

Q8. 筋トレをすると傷跡が目立ちやすくなりますか?

術後早期に傷へ強い張力や摩擦が加わると、傷跡の幅などに影響する可能性があります。

最終的な仕上がりのためにも、術後早期は無理をせず段階的に運動を再開することが重要です。特に胸部の皮膚が伸ばされるような動きは避けてください。

Q9. 乳頭縮小後にプロテインを飲んでも大丈夫ですか?

通常の食品として摂取しているプロテインであれば、基本的に乳頭縮小後だから中止する必要はありません。

ただし、そのほか普段服用しているサプリメントや薬がある場合は、手術前に必ず医師へお伝えください。

男性の乳頭縮小を検討している方へ

乳頭縮小術は日帰りで行うことができ、デスクワークであれば仕事を長期間休む必要のないケースが多い手術です。

一方、筋トレやランニングなどの運動については、少し注意が必要です。

特に普段からジムに通っている男性の場合、「仕事に戻れる時期」と「本格的な筋トレに戻れる時期」は同じではありません。

傷をきれいに治し、乳頭の形を安定させるためには、術後早期に乳頭への摩擦、圧迫、強い張力を避けることが重要です。

当院では、激しい運動は原則として約2週間控えていただき、傷の状態を確認しながら徐々に運動を再開していただいています。

高重量のベンチプレスや胸部に大きな負荷をかけるトレーニングを日常的に行っている方については、運動内容や手術方法に合わせて個別に再開時期をご案内します。

オジスキンクリニックでは、日本形成外科学会認定の形成外科専門医が男性の乳頭縮小術を担当しています。

男性の乳頭の大きさ、長さ、左右差、Tシャツから乳首が目立つといったお悩みがある方はご相談ください。

埼玉県さいたま市・浦和駅前にあり、大宮をはじめ埼玉県内、東京都内、群馬県などからもご相談いただいています。

筋トレはなるべく休みたくないという方も、普段のトレーニング内容や生活スケジュールを踏まえて手術時期をご相談いただけます。

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監修・執筆

王子 富登
日本形成外科学会認定 形成外科専門医
オジスキンクリニック

男性乳頭縮小では、乳頭の高さ・幅、乳輪や胸板とのバランス、傷跡の位置を考慮し、自然な仕上がりを目指して治療を行っています。

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