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埋没法の基礎と相場点数留めの選び方

埋没法の点留めは1点から4点まであり、点数が増えるほど固定力は強まりますが、腫れや費用も変わります。大切なのは「多ければ多いほど良い」ではなく、自分のまぶたの状態と希望する二重幅に合った点数を選ぶことです。

まぶたが薄い方なら1点〜2点留めでも十分に持続しますし、まぶたの厚みが気になる方やしっかりした二重ラインを求める方には3点〜4点留めが向いています。点数の違いを正しく把握したうえで、担当医との相談で納得のいく選択をしましょう。

この記事では、埋没法の点留めの仕組みから各点数の特徴、費用やダウンタイム、持続期間まで、点数選びに必要な情報をまとめます。

埋没法の点留めとは?糸で二重をつくる仕組み

埋没法の点留めとは、まぶたの皮膚側から細い医療用の糸を通し、瞼板(けんばん)という硬い組織に糸を固定することで二重のラインをつくる施術です。メスを使わないため、切開法と比べてダウンタイムが短く、気軽に受けやすい方法として広く知られています。

「点留め」の「点」は、糸を固定する箇所の数を指しています。1点留めなら1箇所、2点留めなら2箇所というように、糸で瞼板と皮膚をつなぐポイントが増えていきます。

点留めの基本的な手術の流れ

手術はまず、希望する二重のラインに沿ってまぶたに印をつけるところから始まります。局所麻酔を行った後、極細の針で皮膚に小さな穴を開け、そこから糸を通して瞼板に固定します。

糸の結び目はまぶたの内部に埋め込むため、外から見えることはありません。施術時間は片目あたり10〜20分程度が一般的で、日帰りで受けられます。

点数によって変わる固定力と仕上がり

1点留めは固定箇所が少ないため、まぶたへの負担は軽い反面、幅広の二重ラインを維持するには力不足になるケースがあります。逆に4点留めまで増やすと固定力は高まりますが、腫れが出やすくなる傾向があるでしょう。

つまり点数選びは「固定力」と「まぶたへの負担」のバランスをどこでとるかという判断です。自分のまぶたの状態を正確に見極めたうえで、担当医と二人三脚で決めていくのが賢明といえます。

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1点〜4点の固定力の目安

点数固定力向いている方
1点留めやや弱いまぶたが薄い方
2点留め標準的多くの方に対応
3点留め強いまぶたが厚い方
4点留め非常に強い幅広二重希望の方

1点留め・2点留め・3点留め・4点留め、それぞれの特徴を比べてみよう

点数ごとの特徴を理解すれば、自分に合った選択肢が見えてきます。ここからは各点数の持続性や仕上がり、注意点を個別に解説していきます。

1点留めと2点留めは「手軽さ」か「安定感」かで決まる

1点留めは施術時間が短く、腫れも控えめなので、初めて埋没法を受ける方やナチュラルな二重を試してみたい方に向いています。ただし固定箇所が1つだけのため、まぶたの厚みや脂肪量によっては二重ラインが薄れやすいかもしれません。

2点留めは埋没法のなかで選ばれる頻度が高く、バランスの良さが魅力です。2箇所で固定するため、自然なカーブの二重ラインが出やすく、持続性も1点留めより安定する傾向にあります。

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3点留め・4点留めが必要になる場面

まぶたの脂肪が多い方や、皮膚に厚みがある方の場合、1点や2点では糸にかかる負荷が大きくなりすぎて、二重ラインが崩れやすくなります。こうした方には3点留め以上が適しているでしょう。

4点留めは幅広の二重デザインを希望する方や、過去に少ない点数で施術を受けて二重が取れてしまった経験がある方に検討される術式です。

固定ポイントが多い分、安定感は高まりますが、必要以上に点数を増やすと腫れの長期化や糸の結び目の違和感につながるリスクもあるため、医師の見立てが重要になります。

まぶたの厚みに合わせた3点留め・4点留めの固定力の違いを知りたい方へ
3点・4点留めの固定力と強度の比較解説

6点留め以上の多点留めで起こりうるリスクの解説

  • まぶたが薄く脂肪が少ない方 → 1〜2点留めで十分なケースが多い
  • まぶたにある程度の厚みがある方 → 2〜3点留めを検討
  • 厚みが強い・幅広デザイン希望 → 3〜4点留めが候補

自分に合った点数はどう見つける?判断のためのチェックポイント

埋没法の点数選びで後悔しないためには、自分のまぶたの状態を客観的に把握することが出発点です。まぶたの厚み、脂肪量、希望する二重幅の3つが、点数を決める際の大きな指標になります。

まぶたの厚みや脂肪量で適した点数が異なる

まぶたをそっと触ったときに薄く柔らかい感触であれば、少ない点数でも糸が緩みにくく、持続性を確保しやすい傾向があります。

反対に、むくみやすい方や、まぶたを押したときに弾力を感じる方は、脂肪層が厚い可能性があり、より多くの固定ポイントが求められるでしょう。

ただし、触った感覚だけで自己判断するのはおすすめしません。実際には眼輪筋の厚さや皮膚のたるみ具合なども影響するため、診察でまぶたの構造を詳しく確認してもらうことが大切です。

まぶたの状態に合わせた点数選びの詳しいガイドを読む
何点留めが自分に合うか見極めるための選び方ガイド

二重幅やデザインと点数のバランスを意識する

狭めの末広型(まつげに近い控えめな二重)であれば、固定にかかる力は比較的小さくて済みます。一方、幅の広い平行型二重をつくるには、皮膚を大きく引き込む必要があるため、固定力の高い3点以上が推奨されるケースが多くなります。

ただ、同じ幅でもまぶたの条件によって必要な点数は異なります。「幅広=4点留めが必須」とは一概にいえないため、希望のデザインを伝えたうえで医師の提案を聞くのが安心です。

希望デザイン必要な固定力推奨点数の目安
末広型(狭め)低〜中1〜2点
末広型(標準)2〜3点
平行型(幅広)3〜4点

費用・ダウンタイム・痛み、点数で気になる不安をまとめて解消

埋没法を検討する際、費用やダウンタイム、手術中の痛みは誰もが気になるポイントです。点数が変われば、これらにも多少の差が生まれます。

点数が増えると費用はどうなる?

一般的に、点数が1つ増えるごとに費用も上がる料金設定をしているクリニックが多い傾向にあります。1点留めが費用面ではもっとも抑えられますが、持続性を考慮すると、費用と効果のバランスで2〜3点留めを選ぶ方が結果的に満足度が高いという声もあります。

なお、費用だけを比較して安い施術を選ぶと、短期間で二重が取れてしまい再施術が必要になることも。長い目で見たトータルコストまで考えて検討するのが賢明です。

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術後の腫れや痛みは点数で変わるのか

点数が増えるほど、糸を通す箇所が多くなるため、術後の腫れや内出血がやや強く出る傾向があります。とはいえ、1点と2点の差はそこまで大きくなく、個人差のほうが影響するケースも少なくありません。

手術中の痛みについては、局所麻酔をしっかり効かせるため、点数による差を感じにくい方がほとんどです。むしろ麻酔の注射時にチクッとした感覚がある程度で、施術中に強い痛みを訴える方はまれといえます。

点数ごとの痛みや麻酔についての不安を解消したい方へ
埋没法の点数別の痛みと術後ケアの解説

2点留めのダウンタイム経過を日数別に確認する
2点留め埋没法の術後経過とダウンタイム

  • 腫れのピークは術後2〜3日で、1週間ほどで目立たなくなることが多い
  • 内出血は1〜2週間程度で自然に吸収される
  • コンタクトレンズの使用やアイメイクの再開時期は医師の指示に従う

点留めと線留めの違い|埋没法にはもう一つの方法がある

埋没法には「点留め」のほかに「線留め(連続埋没法)」と呼ばれる方法もあります。点留めが複数箇所を個別に固定するのに対し、線留めは1本の糸を連続的に通して二重ラインを形成します。

線留めの特徴と点留めとの使い分け

線留めはラインの連続性が高いため、なめらかな二重カーブが出やすいという利点があります。特に左右差の微調整がしやすい術式として評価する医師もいます。

一方で、仮に糸を抜去する場合、連続した1本の糸を引き出す必要があるため、点留めよりも抜糸がやや複雑になることがあります。どちらが優れているという話ではなく、まぶたの状態や希望のデザインに応じた使い分けが大切です。

線留めと点留めの持続性や仕上がりの差を比較した情報を詳しく見る
線留めと点留めの二重ラインと持続性の比較

比較項目点留め線留め
固定方法複数箇所を個別固定1本の糸を連続通し
抜糸のしやすさ比較的容易やや複雑
ラインの均一さ点間で差が出る場合もなめらかなカーブ

二重を長く保つために気をつけたい日常の習慣

埋没法の点留めで作った二重ラインを長持ちさせるには、手術後の日常的なケアも欠かせません。点数に関わらず、まぶたに過度な負担をかけない生活習慣を心がけましょう。

二重ラインが取れやすくなるNG行動

目をこするクセがある方は要注意です。花粉症の時期やコンタクトレンズの着脱時に強くまぶたをこすると、糸の緩みを早める原因になります。かゆみを感じたときは冷やしたタオルで冷却するなどの対処を心がけてください。

また、まぶたに長時間負荷がかかるアイテープやアイプチの使用も、せっかくの二重ラインに影響を及ぼすことがあります。術後はこれらの使用を控え、まぶたの安静を優先しましょう。

点数別の持続期間と二重を長持ちさせるセルフケアのコツを解説
埋没法の点数と持続期間の関係を詳しく解説

  • 洗顔時はまぶたをゴシゴシこすらず、やさしくなでるように洗う
  • うつぶせ寝はまぶたへの圧迫が強いため、仰向け寝を意識する
  • 術後1か月程度はまぶたに触れるマッサージや激しい運動を避ける

よくある質問

埋没法の点留めは何点で受ける方がもっとも多いですか?

埋没法の点留めのなかでは、2点留めを選ぶ方が多い傾向にあります。2点留めは固定力と腫れのバランスが取りやすく、幅広い年代・まぶたの状態に対応しやすいことが理由です。

ただし、まぶたが非常に薄い方は1点留めでも十分なケースがありますし、まぶたの厚みが気になる方は3点以上を医師からすすめられることもあります。人気の点数にとらわれず、ご自身の状態に合った点数を選ぶことが大切です。

埋没法の点留めで作った二重が取れてしまったら再手術できますか?

はい、埋没法の点留めで二重が取れた場合でも再手術は可能です。もとの糸が残っている場合は抜糸したうえで改めて固定することもできますし、糸を残したまま追加で施術を行うケースもあります。

ただし、短期間に何度も繰り返すとまぶたの組織に負担がかかるため、再手術のタイミングは担当医とよく相談してください。再施術の際に点数を増やしたり、切開法への変更を検討したりする場合もあります。

埋没法の点留めは加齢によって二重ラインが変化しますか?

年齢を重ねるとまぶたの皮膚にたるみが生じるため、埋没法の点留めで作った二重ラインが浅くなったり、幅が変わったりすることはあり得ます。皮膚が伸びることで糸にかかる張力のバランスが崩れやすくなるのが主な要因です。

こうした加齢変化はどの点数でも起こり得るものですが、固定力の高い3〜4点留めのほうがラインの安定性を長く保ちやすいとされています。気になる変化があれば、早めにクリニックで相談するとよいでしょう。

埋没法の点留めに使う糸は体内に残っても安全ですか?

埋没法の点留めで使用する糸は、ナイロンなどの医療用素材でつくられており、体内に長期間残っても安全性が確認されている素材です。心臓手術や眼科手術でも使われる実績のある糸を使用するクリニックがほとんどです。

ごくまれに糸の結び目部分が皮膚表面に浮いてくる「ポコつき」や、結膜側(まぶたの裏側)に露出してゴロゴロ感が生じるケースがあります。そのような場合は糸の除去や再固定で対応できますので、違和感を覚えたら早めに受診してください。

埋没法の点留めは左右で異なる点数にすることもありますか?

はい、左右のまぶたの厚みや脂肪量が異なる場合、あえて点数を変えて施術することがあります。たとえば、右まぶたが薄くて2点留めで十分でも、左まぶたに厚みがあれば3点留めにするといった調整です。

左右の対称性は見た目の仕上がりに直結するため、こうした微調整は決して珍しいことではありません。カウンセリングの際に左右差について気になることがあれば、遠慮なく医師に伝えましょう。

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