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埋没法の基礎と相場値段相場と費用

埋没法の値段は両目で3万円から20万円ほどと幅があります。この幅を作っているのは主に、糸を留める点数と、再手術に応じる保証をどこまで付けるかの2つです。

広告に出ている価格は手術代だけを指していることが多く、麻酔代や薬代を足した総額とは開きが出ます。見積もりを取るときは、どこまでが基本料金に含まれるのかを先に確かめてください。

安いプランが必ず質で劣るわけではありません。ただし価格差の理由が説明できない施設は避けたほうが安全です。

埋没法の値段は、留める点数と保証の長さで決まる

相場の幅は広いのですが、内側を見ると値段を動かしている要素は多くありません。

留める点数両目の相場選ばれ方
1点数千円〜3万円薄いまぶた向け
2点5万〜10万円もっとも多い
3〜4点10万〜20万円厚いまぶた向け

使う糸の量と手術にかかる時間が増えるぶん、点数に比例して値段が上がる設定が一般的です。相場のいちばん上と下では6倍以上の差になりますが、その多くは点数と保証の違いで説明が付きます。

同じ2点留めでも、施設によって数万円の開きが出ることは珍しくありません。点数が同じなら値段も同じとは限らず、その差は基本料金にどこまで含めるかという線引きから生まれています。

埋没法の総額は、手術代だけでは決まらない

埋没法の総額が、手術代の上に麻酔・薬・検診の費用が積み上がって決まることを積み上げ棒で示した図解イラスト

基本料金に何が含まれるかは施設ごとに違い、ここが総額の差になります。

初診料・薬代・検診料は別勘定のことがある

初診料や再診料、術後の抗生剤と痛み止め、腫れを抑える内服薬は、基本料金の外に置かれる場合があります。院内処方か院外処方かでも負担の出方が変わるため、内訳を一覧で出してもらうのが確実です。

麻酔は種類ごとに料金が変わる

局所麻酔の針を刺す瞬間の痛みを和らげる表面麻酔、緊張を抑える笑気麻酔、眠っている間に終える静脈麻酔と、選べる麻酔には段階があります。麻酔代を手術代に含む施設と、オプションとして別に取る施設に分かれますので、痛みが不安な方ほど先に確かめておきましょう。

広告の埋没法の価格と、実際の総額が離れる理由

広告に出る価格と実際の総額の高さの差を2本の縦棒で比べ、差の中身が麻酔・保証・指名であることを示した図解イラスト

広告に出る最低価格は、多くの場合いちばん条件の限られたプランを指しています。

そこに麻酔代や消耗品の費用、保証料、医師の指名料といった項目が積み上がると、広告の価格から数万円ほど、条件によってはそれ以上の開きが出ます。カウンセリングで提示された総額と広告の価格が大きく違うときは、どの項目がいくらなのかを一つずつ確かめてください。

見積もりは書面で受け取り、その日に決めずに持ち帰って構いません。広告の価格と離れる理由を説明できない施設なら、いったん距離を置くのが安全でしょう。

保証の長さと、針や糸のグレードでも埋没法の費用は動く

同じ点数でも費用が動く2つの軸を、保証の長さの帯と針の太さの並びで左右に対比した図解イラスト

同じ点数でも値段が違うとき、差を作っているのはたいていこの2つです。

保証は期間が延びるほど初期費用が上がる

保証には1年から数年の期間限定と、一生涯を対象にする永久保証、保証を付けない形があります。期間が延びるほど初期の料金は上がりますが、あとから再手術の代金を払う場合と比較すると、まぶたが厚く取れやすい方では結果的に軽く済むこともあるでしょう。

極細針とグレードの高い糸はオプション扱いになる

針は外径0.30mmの標準的なものから0.18mmの極細まであり、細いほど組織へのダメージが小さくなります。糸もナイロンより耐久性の高い素材が選べる施設があり、こうした極細針やオプションの糸は基本料金の外で請求されるのが通例です。

埋没法の点数と術式が変われば、値段の前提も変わる

予算から点数を決めるより、まぶたに合う点数を先に決めるほうが結果的に無駄がありません。

まぶたが厚い方が費用を抑えようと点数を減らすと、支える力が足りずに早く取れてしまい、留め直しでかえって総額がかさみます。点数留めの選び方と、挙筋法と瞼板法という糸を通す層の違いを押さえたうえで、必要な条件に値段を合わせてください。

埋没法が安い理由を見分けるときに見るところ

埋没法の見積もりで確かめる4つの項目を、糸と針・保証の中身・術後の診察・担当する医師として並べた図解イラスト

価格が低いこと自体は欠点ではなく、その理由が説明できるかどうかが分かれ目になります。

安さの理由は2種類に分かれる

広告費や立地を抑えた結果として安い施設もあれば、糸のグレードを下げたり保証やアフターケアを削ったりして安くしている施設もあります。前者は問題になりませんが、後者は取れたときの負担がそのまま自分に返ってきます。

見積もりで確かめる4つの項目

  • 糸と針の種類 … 基本料金でどのグレードまで使えるのか
  • 保証の中身 … 何が起きたときに、いつまで、どこまで対応するのか
  • 術後の診察 … 抜糸や検診が料金に入っているのか
  • 担当する医師 … 指名で追加料金が発生するのか

この4つを聞いて答えが濁る施設は、価格の根拠を持っていないと考えたほうがよいでしょう。なぜその値段なのかを項目ごとに説明できる施設なら、金額の高低そのものは判断材料になりません。

値段を比べる前に、埋没法の持ちと休みの取り方を確かめる

費用は一度きりの支出ですが、二重は何年も付き合うものです。

持続の目安は3〜5年とされ、まぶたの厚みや日々の扱い方で前後します。腫れが引くまでの日数も点数や体質で変わるので、持続性と取れる確率、それに経過とダウンタイムの見通しを先に押さえておくと、値段の比べ方そのものが変わってきました。

よくある質問

埋没法の値段は片目だけでも受けられますか?

片目だけの手術に対応している施設は多く、料金も両目より抑えられます。ただし左右で二重の形をそろえるのは両目より難しくなりますので、もう片方の状態と見比べたうえで、片目で足りるかどうかを診察で判断させていただきます。

埋没法の費用に保険は使えますか?

見た目を整える目的の埋没法は自由診療にあたり、公的医療保険の対象にはなりません。まぶたが視界にかかるなど機能の問題がある場合は別の術式で保険の適用を検討することがありますので、見えにくさを感じているなら診察でお伝えください。

埋没法が取れた場合、やり直しの費用はかかりますか?

保証の期間内であれば、追加の負担なく対応する施設が多くあります。期間を過ぎていたり保証の付かないプランだったりすると、あらためて手術代がかかりますので、契約の前に保証の範囲と期限を確かめておいてください。

埋没法の抜糸にも費用はかかりますか?

抜糸は手術とは別の処置として料金が設定されているのが一般的です。ほかの施設で受けた埋没法の糸を取る場合は、糸の位置や癒着の程度を調べる手間がかかるぶん、自院で受けた方の抜糸より高くなることがあります。

抜糸だけを希望される場合も、まずは診察でまぶたの状態を確認させてください。

埋没法の支払いは分割にできますか?

医療ローンやクレジットカードの分割払いに対応している施設が多くあります。医療ローンには審査と金利がありますので、総支払額が一括払いより増える点を確かめたうえで、無理のない回数を選んでください。

手術そのものより支払いの負担が重くならないよう、回数は少なめに見ておくと安心です。

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