全切開と脂肪取りの同時施術!厚いまぶたをすっきりさせる二重整形

全切開と脂肪取りの同時施術!厚いまぶたをすっきりさせる二重整形

全切開と脂肪取りの同時施術は、二重の折れ込みを作る操作と、厚く見える組織の調整を一つの計画で行う方法です。脂肪だけを減らせば誰でもすっきりするわけではなく、原因に合う組織を見分ける必要があります。

厚いまぶたには、皮膚や眼輪筋、皮下脂肪、眼窩脂肪などが重なって関係します。同時施術では二重線の高さや固定位置も含めて調整できる一方、切開範囲と扱う組織が増えるため、負担と限界の確認が欠かせません。

この記事では、全切開と脂肪取りを組み合わせる目的、手術当日の流れ、向く条件を解説します。起こり得る合併症や診察で伝えたい希望も整理し、自分に必要な同時施術か考える材料をまとめました。

目次

全切開と脂肪取りの同時施術は二重ラインと厚みを一度に調整

同時施術の目的は、希望する二重線を作りながら、その線を隠す厚みを必要な範囲で減らす点にあります。切開部から複数の組織を確認でき、固定と厚みの調整を同じ設計図の中で進められるのが特徴です。

調整する項目手術中の主な操作目指す状態
二重ライン切開と内部固定開閉に合う折れ込み
上まぶたの厚み対象組織を必要量だけ調整線を覆う重さの軽減
左右差両側の組織と固定を確認形と動きの調和

二重線を作る操作と厚みの調整を同じ切開から行う

全切開では、予定した二重線に沿って皮膚を切開し、皮膚側とまぶたを持ち上げる組織の連続性を作ります。その際に厚みの原因となる部分を直接確認でき、切開線とは別の傷を増やさずに脂肪を扱えます。

一つの手術野で進めても、二重形成と脂肪除去は別々の目的を持つ操作です。二重線の固定を安定させる組織まで減らすと形へ影響するため、線の位置を決めてから切除範囲を合わせます。

切開法には複数の固定方法があり、眼窩隔膜や挙筋腱膜を利用する考え方も示されています。術式名だけで仕上がりは決まらず、目を開けたときの動きに沿う固定が重要です。

同日に行う利点は全体のバランスを見ながら量を決められる点

先に二重だけを作り、後から厚みを調整する場合は、新しい折れ込みや瘢痕を踏まえて再び設計します。同日に組み合わせれば、切開時に見える組織と予定線の関係を確かめながら、脂肪量を決められます。

厚みを減らす範囲は、二重線より上か下か、内側か外側かでも変わります。単に左右で同じ量を切除するのではなく、元の左右差と開瞼時の形を見ながら調整するのが基本です。

手術を一度にまとめたいと考えるのも無理はないでしょう。ただし、同日なら負担が必ず小さくなるとは限らないため、必要な操作をまとめられる人に選ぶ方法だと捉えると現実的です。

すっきり感だけでなく目を開閉したときの自然さを優先

厚みを減らす目的は、まぶた全体を薄く作り替えることではありません。二重線が皮膚に覆われにくく、目を閉じたときにも急な段差が目立ちにくい状態が目標です。

切開後の折れ込みは、皮膚の厚さや固定の深さ、眼輪筋の残し方に左右される仕組みです。脂肪量だけを中心に考えると、希望する幅と実際の動きがかみ合わないケースもあります。

正面の写真だけでなく、伏し目や閉瞼時の見え方も希望として伝えると、医師が設計へ反映しやすくなります。幅広い線を選ぶほど厚みの影響が出やすいため、希望同士の優先順位を整理する必要があるでしょう。

厚いまぶたでも脂肪を減らせばよいとは限らない

まぶたの厚さは一種類の脂肪だけで決まらず、皮膚や筋肉、複数の脂肪層、眉の位置などが重なって見えます。ふくらみの場所と目を開けたときの動きは、診察で分けて確かめる対象です。

  • 皮膚そのものの厚さや余り
  • 眼輪筋の厚みと広がり
  • 皮下脂肪や眼輪筋下脂肪
  • 眼窩隔膜の奥にある脂肪
  • 眉下のかぶさりや眼瞼下垂

皮膚や眼輪筋の厚みは眼窩脂肪だけでは変わりにくい

眼窩脂肪は眼窩隔膜の奥にあり、主に内側や中央のふくらみへ関係します。皮膚直下の厚みや眼輪筋が主な原因なら、奥の脂肪を減らしても表面の重さが十分に変わらないことがあります。

上まぶたの皮下脂肪を組織学的に調べた報告では、30人中28人に皮下脂肪が確認されました。この層は眉の皮下脂肪から続いており、厚い見た目に関わる一因とされています。

ただし、この数値だけで自分の原因を決めることはできません。医師が皮膚をつまんだ状態や目の開き、ふくらみの移動を確かめた所見が、どの層へ手を加えるかの判断材料です。

眼窩脂肪と眼輪筋下脂肪は深さも広がりも異なる

眼窩脂肪は隔膜より奥にあり、眼球を守る組織の一部です。眼輪筋下脂肪は眼輪筋の深い側から眉付近へ広がる線維性の脂肪であり、同じ「脂肪取り」でも到達する層が違います。

眼輪筋下脂肪を部分的に調整する手法は、厚い上まぶたへ全切開を組み合わせた例で検討されています。一方で、すべての厚みに同じ切除が合うわけではなく、対象層を確かめない一律の操作は避けます。

名称の違いより大切なのは、自分のふくらみがどの位置にあるかです。医師から説明を受ける際は、対象が隔膜の奥か眼輪筋の下かを確認すると、予定している手術を具体的に把握できます。

眉のかぶさりや目の開きも厚い印象へ影響

眉が低い位置にあり皮膚が外側へかぶさると、脂肪が多くなくても重い印象になります。また、眼瞼下垂で目を開ける力が弱いと、二重線の上へ皮膚が乗りやすく見えます。

この場合、脂肪量だけを減らしても原因が残り、希望した二重の見え方に届きにくいでしょう。眉を上げた状態と自然に力を抜いた状態の比較は、額の力で目を開けていないかを確かめる診察項目です。

コンタクトレンズの使用歴や夕方の目の疲れ、左右で開き方が違うなどの情報も有用です。見た目の厚さとまぶたの機能を分けて伝えると、脂肪処置の必要性を絞り込みやすくなります。

全切開と脂肪取りの同時施術で調整する組織

同時施術では、厚みの場所に応じて皮膚、眼輪筋、眼窩脂肪などを選択的に扱います。すべてを切除せず、二重線の固定と目を閉じる機能を守る範囲で必要量を決める設計です。

診察で見える特徴関係し得る組織同時施術の考え方
内側の限局したふくらみ眼窩脂肪隔膜内を確認して量を調整
眉下から外側の厚み皮下脂肪・眼輪筋下脂肪層と広がりを見て対象を限定
線の上に皮膚が乗る皮膚・眼輪筋・開瞼機能固定位置を含めて全体を設計

皮膚と眼輪筋は二重の折れ込みを妨げる範囲だけ調整

皮膚に余りがあると、作った線へ上側の組織がかぶさりやすくなります。切除幅は閉眼できる余裕を残して決め、左右で皮膚量が違う場合も単純に同じ幅へそろえません。

眼輪筋は目を閉じる働きを担い、二重線の見え方にも関係します。眼輪筋を温存する全切開法も検討されており、保守的に組織を扱う考え方が示されました。

筋肉を残すか一部を調整するかは、厚さと固定方法で変わるでしょう。切除量を多くするほど線が明瞭になるという単純な関係ではないため、予定する固定との組み合わせで判断します。

眼窩脂肪はふくらみの位置と左右差を確かめて扱う

眼窩隔膜を開くと、奥にある脂肪を直接確認できます。内側と中央では量や張り出し方が異なり、切開前の写真と手術中の所見を合わせて、処置する部位を決めます。

眼窩脂肪は眼球周囲の滑らかな動きにも関わるため、見える部分をすべて除く操作ではありません。過度に減らすと上まぶたのくぼみや左右差につながり得るので、ふくらみを和らげる範囲にとどめます。

年齢とともに目の周囲の容量は変化します。現在の厚さだけでなく、眉下の骨格や反対側のまぶた、将来の変化も踏まえて残す量を考える視点が必要です。

眼輪筋下脂肪を扱うかは外側の厚みまで診て決める

眉の下から外側へ広がる厚みが強い場合、眼窩脂肪だけでは説明しにくいことがあります。眼輪筋下脂肪は線維を含む層であり、柔らかい眼窩脂肪とは見え方も扱い方も異なります。

この層へ手を加えるときは、眉付近の感覚を担う神経や血管へ配慮します。厚みの範囲が狭いなら部分的な調整を検討し、広いという理由だけで一様に切除しない判断も大切です。

対象層が分かりにくいときは、医師へ「どの脂肪を、どの位置から、なぜ調整するのか」と尋ねるとよいでしょう。説明が二重線の設計と結びついていれば、同時施術の目的を理解しやすいです。

全切開と脂肪取りを同時に行う手術の流れ

手術は、目を開けた状態でのデザインから始まり、麻酔、切開、組織確認、脂肪調整、固定、閉創の順で進みます。実際の順序が術式で前後しても、二重線と厚みを別々に評価する考え方は共通です。

  • 立位または座位で二重線を確認
  • 麻酔後に予定線へ沿って切開
  • 皮膚・筋肉・脂肪層を順に確認
  • 必要量の調整と止血
  • 二重線を固定して皮膚を縫合

手術前は目を開けた状態で二重幅と厚みを確認

横になった姿勢では、眉や脂肪の位置が普段と違って見えるため、デザインは起きた状態でも確認します。自然に目を開けたときの予定線を描き、左右の眉の高さや皮膚のかぶさりを記録します。

希望する写真を持参する場合は、目の形や骨格が近い例だけに絞らなくても構いません。好きな点と避けたい点を言葉にすると、医師が幅、平行型か末広型か、厚みの優先順位を整理できます。

当日は腫れで仕上がりを判定できないため、術前の合意が基準になります。予定している脂肪の種類と左右の処置量に差があり得るかを聞き、同意書の術式名も確かめてください。

切開後に組織を見分けて必要な脂肪だけを調整

麻酔後、予定線に沿って皮膚を切開し、必要に応じて皮膚や眼輪筋を調整します。眼窩脂肪を扱う場合は眼窩隔膜を確認し、血管を避けながら慎重に脂肪を露出させる操作です。

切除量は、押し出された量だけで決めず、周囲との連続性を見ながら判断します。出血は腫れや血腫の負担へつながるため、組織ごとに止血を確認してから次の操作へ進みます。

全切開では、脂肪以外に知覚神経などの構造を守る操作も重要です。術式の工夫は施設ごとに異なるので、神経や血管への配慮を事前に尋ねる方法も有用でしょう。

固定と縫合では左右の折れ込みと閉眼を確かめる

脂肪処置後は、予定した高さに二重の折れ込みを作り、皮膚を縫合する段階です。固定が深すぎると強い食い込みにつながり、浅すぎると線が不明瞭になるため、組織の厚みに合わせて調整します。

局所麻酔で可能な範囲では、途中で目を開けて線の高さや左右差を確認する場合があります。腫れ始めた状態で完全な対称性を判断するのは難しく、解剖学的な位置と動きを優先する考え方です。

閉創前には出血の有無を見直し、目を閉じる余裕も確認します。帰宅後の冷却や薬の使い方は手術内容で変わるため、施設から渡された指示を基準にしてください。

同時施術の負担と合併症をどう捉える?

同時施術では一つの切開から複数の操作を行える反面、扱う組織が増えるほど腫れや内出血、感覚の変化などへ配慮が要ります。軽い一時的な反応と、早い診察が必要な異常を分けて覚えます。

起こり得る変化受け止め方必要な行動
腫れ・内出血・つっぱり手術侵襲に伴う一時的反応指示されたケアを続ける
左右差・線の浅さ・瘢痕経過と組織の落ち着きを評価予定日に医師へ確認する
強い痛み・急な視力変化緊急評価が必要な異常直ちに手術施設へ連絡する

腫れや内出血は二重形成と脂肪処置の両方から生じる

皮膚切開、組織の剥離、脂肪への操作はいずれも炎症反応を起こします。同時施術では操作範囲が広がる場合があり、単純な二重形成と同じ負担だとは考えないほうがよいでしょう。

組織損傷を抑える全切開法では、血液やリンパの流れを妨げにくい操作が検討されました。特定の術式の結果を全員へ当てはめず、丁寧な剥離と止血が回復へ関わる知見として受け取ります。

腫れの程度には個人差があり、脂肪処置の量だけでは予測できません。仕事や外出の予定は余裕を持って組み、術後の連絡先と診察日を手術前に確認します。

左右差や食い込みは固定位置と組織量にも左右される

元の骨格や目の開きに左右差があれば、同じ幅で切開しても見え方は同じになりにくいです。固定の高さ、深さ、残した組織量は、折れ込みの強さや線の長さへ影響する要素です。

全切開後には、二重線が浅い、強く食い込む、形が希望と異なるなどの問題が生じ得ます。早い時期の腫れで判断を急がず、医師が予定した時期に開閉時の動きを評価します。

脂肪量を減らしすぎると、上まぶたにくぼみが生じるおそれもあります。すっきり感を優先して切除量を増やすより、二重線が見えるために必要な範囲を相談する姿勢が安全です。

強い痛みや見え方の急変はすぐに手術施設へ連絡

急に増える腫れ、強い痛み、視力の低下、片側だけの強い出血は、血腫などの重い合併症を確認するサインです。様子を見続けず、夜間を含む連絡方法に従って直ちに相談してください。

発熱を伴う赤みや膿、傷が開いた状態も医師の確認が必要です。市販薬を追加すると出血や処方薬へ影響する場合があるため、自己判断で服用せず手術施設へ薬剤名を伝えます。

一方、つっぱりや感覚の鈍さは一時的に生じるケースがあります。程度が軽くても悪化している、説明された範囲と違うと感じたときは、写真を残して診察時に共有すると変化を伝えやすいです。

全切開と脂肪取りが向くかは診察で決まる

同時施術が向くのは、切開による二重形成が必要で、厚みの一部に切除対象となる組織が関係している人です。希望の見た目だけでなく、目の機能、既往歴、回復へ割ける期間まで含めた判断が必要です。

診察所見組み合わせの判断理由
切開固定と脂肪調整が必要同時施術の候補一つの設計で両方を扱える
皮膚・筋肉・眉が主因脂肪処置を慎重に検討厚みの原因が別の組織にある
目の乾きや開きに問題機能評価を優先術後の閉眼や目の表面へ配慮

切開による固定と厚みの調整がどちらも必要な人

皮膚や組織が厚く、希望する位置へ二重線を安定して作るには内部を直接確認したほうがよい場合、全切開が候補になります。さらに限局した脂肪のふくらみが線を覆うなら、同時調整を検討できます。

2021年の332人を対象とした報告では、皮膚線の設計と余剰皮膚、眼輪筋の一部、隔膜脂肪の調整を組み合わせています。ただし一つの施設による結果であり、同じ操作が全員に必要だとは示していません。

適応は、折れ込みを作る目的と厚みを減らす目的が両方あるかで考えます。脂肪が少ない、目の開きが原因、希望する変化が小さいなどの場合は、同時施術の利点が限られるでしょう。

目の乾きや持病と内服薬は手術前に共有

ドライアイ、甲状腺眼症、緑内障、眼瞼下垂などがあると、手術後の閉眼や目の表面へ影響する場合があります。眼科へ通院中なら病名と治療内容を伝え、必要に応じて担当医と情報を共有します。

血液を固まりにくくする薬やサプリメントは、出血リスクの判断に関係します。処方薬を自分で中止すると持病を悪化させる危険があるため、薬の一覧を見せて医師の指示を受けてください。

喫煙歴、アレルギー、ケロイドの既往、過去のまぶた手術も傷の治り方へ影響します。以前の手術名が分からないときは、時期や傷の位置、残っている記録を持参すると診察の助けになります。

希望する幅と避けたい変化を具体的に伝える

「できるだけ薄く」だけでは、医師が優先順位を判断しにくいです。二重線を見えやすくしたい、外側のかぶさりを軽くしたい、閉じたときの傷を目立たせたくないなど、目的を分けて伝えます。

希望する二重幅が広いほど、皮膚や組織の厚みが線の見え方へ影響する場合があります。希望どおりの幅と自然な開閉が両立しにくいと説明されたら、どちらを優先するか相談しましょう。

複数の術式名を比べるより、何を残し、何をどの範囲で調整する計画かを確認するほうが有用です。説明を受けても判断に迷うときは、急いで手術日を決めず、別の医師の意見を聞く選択肢もあります。

同時施術を決める前に確認したい説明と準備

手術を決める前は、対象組織、切除範囲、二重の固定方法、起こり得る合併症を一続きで確認します。説明の量より、自分のまぶたの所見と予定操作が対応しているかが重要です。

確認する内容具体的な質問判断につながる答え
厚みの原因どの層が厚く見えますか診察所見と対象組織が一致
切除量残す組織はどこですか機能と将来変化への配慮
二重線どこへ固定しますか希望幅と開閉の関係を説明
安全対応異常時の連絡先はどこですか時間外を含む連絡方法が明確

対象にする脂肪層と残す組織を医師へ尋ねる

「脂肪取り」という説明だけでは、眼窩脂肪か眼輪筋下脂肪かを区別できません。予定する層と範囲を図や自分の写真で示してもらい、二重線へどう影響するのかを尋ねます。

除去する量は手術中の所見で変わる場合があるため、数値だけを約束してもらう確認は現実的でないでしょう。代わりに、どの状態なら追加し、どの状態なら処置を控えるかという判断基準を聞きます。

残す組織についての説明も大切です。眼輪筋、脂肪、皮膚を温存する理由が分かると、厚みを最大限に減らすことより、機能と自然さを守る計画を選びやすくなります。

麻酔と術後の連絡体制まで一緒に確認

局所麻酔、静脈鎮静などの選択は、手術範囲や不安の程度、持病によって変わります。使用する麻酔と当日の飲食制限、帰宅時に付き添いが要るかを事前に確認します。

処方薬の種類と使い方、洗顔やコンタクトレンズを再開する判断も聞いておくと安心です。一般的な情報より、実際の手術内容と傷の状態に合わせた施設の指示を優先します。

夜間や休診日に強い痛みが出た場合の連絡先は、手術前にスマートフォンへ登録するとよいでしょう。緊急対応を受けられる提携先があるかも尋ね、異常時に迷わない準備があると安心です。

比較するときは術式名より説明の一貫性を確かめる

同じ全切開と脂肪取りでも、切開幅、対象層、固定方法は医師ごとにさまざまです。名称が同じだから同一の手術だと決めず、自分の診察所見から予定操作まで筋道が通っているかを比べます。

利点だけでなく、変わりにくい部分や修正が必要になる条件まで説明があるかも確認します。症例写真を見る際は似た仕上がりだけでなく、撮影条件や経過観察の時点が示されているかにも目を向けます。

最終的には、希望の二重線と厚みの原因を同じ計画で扱う必要があるかが判断軸です。疑問が残るなら質問を書き出し、納得できる説明を受けてから同時施術を選んでください。

よくある質問

全切開と脂肪取りは必ず同時に受けたほうがよいですか?

必ず同時に受ける必要はなく、切開で二重線を作る必要性と、切除対象となる脂肪がある場合に候補です。厚みの主因が皮膚、筋肉、眉の位置なら、脂肪処置の利点は限定的でしょう。

診察では、ふくらみの場所と目の開き、希望する二重幅が確認項目です。どの組織を扱う計画か説明を受け、自分の希望と負担が釣り合うかで判断します。

厚いまぶたは脂肪取りでどこまで薄くなりますか?

変化する範囲は、厚く見える原因のうち脂肪が占める割合で異なります。皮膚や眼輪筋、眉下のかぶさりが関係する場合は、脂肪を調整しても厚みが一部残ります。

診察時に、内側と外側のどちらが厚いか、どの層が対象かを尋ねると具体的です。薄さだけを目標にせず、二重線の見え方と閉眼時の自然さも含めて希望を伝えるとよいでしょう。

全切開と脂肪取りの同時施術で傷は増えますか?

多くの同時施術では、二重の切開部から対象組織へ到達するため、脂肪処置専用の別の皮膚切開を増やさずに進めます。ただし内部の剥離範囲は広がる場合があります。

傷の見え方は切開線の位置、縫合、体質、術後の炎症などに左右されます。表面の傷だけでなく、腫れや感覚変化を含む負担についても説明を受けてください。

全切開と脂肪取りの後に左右差が出たらすぐ修正しますか?

早い時期は腫れ方の差で二重幅が違って見えるため、通常は医師が組織の落ち着きを確認してから評価します。強い痛みや視力変化を伴う左右差は別で、直ちに連絡が必要です。

修正を検討する時期は、原因や傷の状態によって変わります。自己判断でマッサージせず、同じ角度と明るさで写真を残し、診察で開閉時の動きも確認してもらいます。

全切開と脂肪取りを相談するときに写真は必要ですか?

写真は必須ではありませんが、希望する点と避けたい点を共有する資料として役立ちます。正面だけでなく、伏し目や閉眼時の好みが分かる写真もあると説明しやすいです。

他人と同じ形を保証する資料ではなく、希望の優先順位を伝えるために使います。医師には自分の骨格や目の開きに置き換えた場合の限界も尋ねましょう。

参考文献

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この記事を書いた人

形成外科専門医 王子富登
形成外科専門医
王子 富登

オジスキンクリニック顧問医師 / 医学博士

2010年、慶應義塾大学医学部卒業。
慶應義塾大学病院形成外科、東邦大学医療センター佐倉病院形成外科(医局長)などを経て現職。

形成外科専門医として大学病院で研鑽を積み、2016年度には眼瞼下垂手術の執刀症例数が千葉県最多を記録。まぶた眼瞼外来の開設や、大手美容クリニックでの勤務経験も併せ持つ。
二重手術、眼瞼下垂手術、二重修正手術、逆さまつげ手術など、まぶた治療において豊富な経験を有し、初回手術から難症例まで幅広く対応している。

また、日本美容外科学会(JSAS・JSAPS)などにおいて、まぶた手術や修正手術に関するシンポジウム・パネルディスカッションへの招待演者として多数登壇し、専門的な知見の発信も行っている。

「目の前の患者さんを自分の家族だと思ってメスを持つ」を信条に、二重整形、眼瞼下垂、まぶたのたるみ治療、他院修正など、“まぶた治療”のスペシャリストとして、機能性と美しさの両立を追求した緻密な手術を行っている。

【所属学会】
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)

学会発表歴はこちら

2025年 第113回日本美容外科学会(JSAS)

  • 「眼瞼修正シンポジウム」招待演者
    演題:「治しにくい二重切開、治しやすい二重切開 ― 修正手術の現実からみるその違い ―」
  • 「ラウンドテーブルディスカッション ~眼瞼下垂を極める~」招待演者

2024年 第47回日本美容外科学会総会(JSAPS)

  • 「二重修正シンポジウム」招待演者
    演題:「重瞼における“姿”=“重瞼の強さ”を意識した修正手術」

2023年 第47回日本美容外科学会総会(JSAPS)

  • 「パネルディスカッション 眼瞼形成術後の修正術」招待演者
    演題:「二重まぶたの修正手術を考える」
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