男性の二重埋没法は不自然になりやすい?メンズが目指すべき自然なデザインの基準

男性の二重埋没法は不自然になりやすい?メンズが目指すべき自然なデザインの基準

男性が二重整形を検討する際、最も大きな懸念材料となるのは「周囲にバレたくない」「整形特有の不自然な顔つきになりたくない」という点ではないでしょうか。

女性の美容整形とは異なり、男性の場合はメイクで隠すのが難しいため、素顔の状態での自然さが何よりも重要になります。

結論からお伝えすると、男性の埋没法が不自然に見えてしまう原因の多くは、デザインの幅を欲張りすぎることや、自身のまぶたの厚みを無視した設計にあります。

この記事では、男性の目元に特化した自然なデザインの黄金比や、失敗しないための医師選び、術後の過ごし方について徹底的に解説します。

目次

男性が二重埋没法で失敗しないためには?男女の骨格差と美的基準の違いを知ることが大切

男性が二重埋没法を受ける際に最も重要なのは、女性の二重整形とは全く異なる働きかけが必要だという事実を認識することです。

インターネット上にあふれる情報の多くは女性向けであり、それをそのまま男性に当てはめてしまうと、違和感のある仕上がりになるリスクが高まります。

男性には男性特有の骨格やまぶたの特徴があり、社会的に好まれる「イケメン」や「清潔感のある顔」の定義も異なります。

まずは、なぜ男性の埋没法が難しく、どこに注意を払うべきなのか、その根本的な理由を掘り下げていきます。

なぜ多くの男性が「整形顔」を極端に恐れるのか

男性が整形顔になることを恐れる背景には、社会的な視線とメイク文化の違いが大きく関係しています。

女性の場合、メイク映えする華やかな二重が好まれる傾向にありますが、男性の場合は「生まれつきその顔であったかのような自然さ」が求められます。

職場や学校で突然顔の印象が激変することへの抵抗感は女性よりも強く、特に「眠そうな目」や「食い込みが強すぎるライン」は、いかにも整形しましたという印象を相手に与えてしまいます。

失敗への恐怖を抱く理由

  • メイクで隠せないため、術後の腫れや完成形の違和感が露骨に出る
  • 「眠そうな目」や「食い込み」は整形バレの最大要因となる
  • 社会的な視線として、男性は「生まれつきの自然さ」をより求められる

また、男性はファンデーションやアイプチで誤魔化す習慣が少ないため、術後の腫れや内出血、そして完成形の違和感がダイレクトに露出してしまいます。

この「隠せない」というプレッシャーが、失敗への恐怖を増幅させているのです。

女性の理想と男性の理想とする目元のデザインの決定的な違い

女性の二重整形では、平行二重や幅の広い末広型など、目を大きく見せることに主眼が置かれるケースが多いです。

しかし、男性がこれを目指すと、顔全体のバランスが崩れ、女性的で中性的な印象になりすぎてしまう場合があります。

男性の骨格は眉骨(眉毛の生えている骨)が高く、まぶたの皮膚も厚い傾向にあります。

そのため無理に高い位置で二重を作ろうとすると、眉と目の距離が不自然に狭まったり、まぶたが腫れぼったく見えたりします。

男性が目指すべきは、黒目(瞳孔)がしっかりと露出して目力が強く見えるデザインであり、二重の幅そのものの広さではありません。キリッとした涼しげな目元こそが、男性の魅力を引き立てるのです。

埋没法の糸が取れやすいというのは本当?まぶたの厚みから考察

「男性の埋没法は糸が取れやすい」という噂を耳にするときがあるかもしれません。これはあながち間違いではなく、解剖学的な理由が存在します。

男性のまぶたは女性に比べて皮膚が厚く、皮下脂肪も多い傾向にあります。

埋没法は医療用の極細の糸でまぶたの内側を留めて二重のラインを作りますが、支えるべき組織が重く厚いほど、糸にかかる負担は大きくなります。

その結果、時間の経過とともに糸が緩んだり、切れたりするリスクが相対的に高くなるのです。

しかし、これは「男性には埋没法が向いていない」という意味ではありません。

まぶたの厚みに合わせた適切な留め方や、適切な幅設定を行うと、長期間維持できる二重を作ることは十分に可能です。

無理な幅広二重を避けることが、持続性を高めるための鍵となります。

不自然な仕上がりになってしまう原因と解決策

埋没法で失敗してしまったと感じるケースの多くは、手術そのもののミスというよりも、事前のデザイン設計における判断ミスに起因しています。

特に男性の場合、ほんの数ミリの幅の違いが顔全体の印象を劇的に変えてしまいます。「せっかくお金をかけるのだから」と変化を求めすぎる心理が、結果として不自然さを招く最大の要因です。

二重の幅を欲張って広げすぎると眠そうで不機嫌な印象を与える

二重の幅を広くすれば目が大きく見えると考えるのは危険な誤解です。まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の力には限界があります。

二重の幅を広く設定しすぎると、その位置で皮膚を折り畳むために大きな力が必要となり、結果として目が十分に開ききらなくなるケースがあります。

これがいわゆる「ハム目」や「ガチャピンのような目」と呼ばれる状態です。黒目の上部がまぶたで隠れてしまうため、眠そうに見えたり、目つきが悪く不機嫌そうに見えたりします。

男性の場合、この状態は「やる気がない」「覇気がない」といったネガティブなビジネス評価にもつながりかねません。

自分の目の開き具合(開眼力)に見合った適切な幅を見極めることが何よりも大切です。

まぶたの皮膚の厚みを無視した強引なライン形成は食い込みが目立つ

まぶたが厚い人が、切開法ではなく埋没法でくっきりとした深いラインを作ろうとすると、糸で無理やり組織を縛り付けるような形になります。

すると、閉眼時や伏し目になったときに、整形特有の深い食い込み線が露骨に見えてしまいます。

また、厚い皮膚を無理に折り込むことで、二重のラインの下側の皮膚がプクッと膨らみ、まつ毛の生え際が皮膚に覆いかぶさってしまう現象も起きます。

これを避けるためには、自分のまぶたの厚みで無理なく折れ曲がるポイントを探す必要があります。

場合によっては、埋没法を行う前にまぶたの脂肪取りを組み合わせたり、そもそも埋没法ではなく切開法を選択したりするほうが、結果的に自然に見えるケースもあります。

眉骨の高さと二重のバランスが悪いと目元が窪んで老けて見える

男性は眉骨が発達している人が多いため、眉毛と目の位置関係が女性よりも立体的です。

この骨格特徴を持ったまま幅の広い二重を作ると、眉骨の下に影ができやすくなり、目元が奥に引っ込んだような「窪み目」が強調されるときがあります。

欧米人のような彫りの深い顔立ちならば似合う場合もありますが、一般的な日本人の骨格でこれをやると、実年齢よりも老けて見えたり、疲れているような印象を与えたりします。

眉骨が高い人ほど、二重の幅は控えめにして、奥二重や狭めの末広型にした方が、眉と目のバランスが整い、精悍で若々しい印象を維持できます。

不自然に見える現象主な原因自然に見せるための対策
ハム目(ぷっくり)幅設定が広すぎる、皮膚が厚い幅を狭くする、脂肪取りを併用する
眠そうな目つき開眼力が幅に負けている開眼力を考慮した幅に狭める
食い込みが深い糸を強く縛りすぎている適切な強さで結ぶ、点留め数を調整
目元の窪み・老け眉骨と二重幅のバランス不良末広型や奥二重を選択する

男性にとっての自然なデザインとは?奥二重や末広型が基本の黄金比

では、具体的にどのようなデザインを目指せば、男性にとっての「成功」と言えるのでしょうか。

結論を言えば、男性の二重整形のゴールは「二重に見えること」ではなく、「目力がアップし、清潔感が出ること」です。

二重のラインそのものは、あくまでそのための手段に過ぎません。

多くの男性モデルや俳優の目元を分析すると、ある共通した法則が見えてきます。それは、決して派手ではないけれど、黒目がはっきりと見え、意志の強さを感じさせる目元です。

日本人の男性の顔立ちに最も馴染むのは奥二重のスタイル

「奥二重(おくぶたえ)」と聞くと、地味な印象を持つかもしれませんが、実は男性の美容整形においては最も人気があり、かつ満足度の高いデザインの一つです。

奥二重は、目頭から目尻にかけて二重のラインがまぶたの奥に隠れている、もしくは目尻側だけわずかにラインが見える状態を指します。

  • 目を開けた時に皮膚が持ち上がり、黒目の露出面積が増える
  • 一重特有の重苦しさが消え、知的でキリッとした印象になる
  • 目を閉じてもラインが目立たず、周囲に整形が極めてバレにくい

このデザインの最大のメリットは、目を開けたときにまぶたの皮膚が持ち上がり、黒目の露出面積が増えることです。

一重まぶた特有の重苦しさが解消され、キリッとした知的な印象になります。

しかも、目を閉じたときにもラインが目立ちにくいため、整形したことが周囲に極めてバレにくいという利点もあります。

ビジネスシーンでも違和感がなく、誠実な印象を与えられるため、営業職や接客業の男性にも強く推奨されます。

平行型よりも末広型の方が男性的な魅力を引き出しやすい傾向がある

二重の形には大きく分けて「末広型」と「平行型」があります。

末広型は目頭部分のラインが蒙古襞(もうこひだ)の内側に入り込み、目尻に向かって徐々に幅が広がる扇形のラインです。

一方、平行型は目頭から目尻までラインが平行に走っています。

日本人男性の多くは蒙古襞が張っているため、自然な骨格の流れに逆らわない末広型が圧倒的に似合います。

末広型は、日本人の顔立ち特有の涼やかさや真面目さを損なわずに、目を大きく見せられます。

逆に、無理に平行型を作ろうとすると、目頭切開などの追加手術が必要になったり、目頭部分に不自然な引きつれが生じたりするケースがあります。

アイドルやハーフ顔を目指すのでない限り、基本的には末広型、あるいは限りなく奥二重に近い末広型を選択するのが安全策です。

ラインの幅よりも黒目の露出度を優先するのが成功の鍵

デザインを決める際、「何ミリの幅にするか」という数値にこだわりすぎるのは危険です。同じ6ミリの幅でも、まぶたの厚い人と薄い人では見え方が全く異なるからです。

重要なのは、目を開けたときに黒目(瞳孔と虹彩)がどれだけはっきりと見えているか、そしてまつ毛の生え際がきちんと見えているかです。

まぶたの皮膚がまつ毛に覆いかぶさっていると、光が目に入りにくく、暗い印象になります。適切な位置で二重を作ると、皮膚の被さりが解消され、瞳に光が入るようになります。

鏡を見たときに「目が大きくなった」と感じるのは、二重の幅が広いからではなく、黒目の露出が増えたからです。

医師とのシミュレーションでは、「幅を広げたい」ではなく「黒目をはっきり見せたい」と伝えると、より本質的で自然な提案を受けられます。

事前のシミュレーションを入念に行うことが失敗を防ぐ唯一の方法

埋没法の仕上がりは、手術台に乗る前のシミュレーション(ブジーという細い金属の棒を使って二重のラインを擬似的に作る作業)で9割が決まると言っても過言ではありません。

この段階で自分自身が納得し、医師とイメージを完全に共有できていなければ、どんなに技術の高い医師が執筆しても満足のいく結果にはなりません。

特に男性はメイクで修正が効かない分、シミュレーションの精度が命取りになります。

自分の言葉で「自然さ」の定義を医師に伝えるための準備が必要

「自然にしてください」というオーダーは、実は最も医師を困らせる曖昧な表現です。医師が考える「自然」と、あなたが考える「自然」が一致している保証はどこにもありません。

医師によっては「せっかく手術するのだから、ある程度変化があった方が満足するだろう」と解釈し、やや広めの幅を提案してくるときもあります。

このような認識のズレを防ぐためには、具体的な画像を見せるのが一番です。

「この芸能人のような目になりたい」という理想の写真だけでなく、「こういう目にはなりたくない」というNG写真も見せると、医師にとっての許容範囲が明確になります。

また、「職場の人に気づかれない範囲で」や「昔の自分の目に戻したい」など、具体的な生活背景を伝えるのも有効です。

ブジーを使ったシミュレーションで術後の腫れた状態もイメージする

カウンセリングでは、専用の器具(ブジー)をまぶたに当てて二重のラインを作ります。この時、鏡を見て「良い感じだ」と思っても、それはあくまで「腫れていない状態」の完成予想図です。

実際の手術直後は、麻酔の影響や組織のダメージで必ず腫れが生じます。腫れている期間は、シミュレーションの幅よりも広く、食い込みも強く見えます。

医師に対して「術後はどれくらい腫れますか?」「腫れている時はどのくらいの幅に見えますか?」と質問し、ダウンタイム中の見た目についても覚悟を決めておく必要があります。

また、ブジーを当てた状態で少し強めに瞬きをしたり、視線を上下左右に動かしたりして、ラインが不自然に引きつらないかどうかも確認してください。

確認すべき項目チェックポイント目的・理由
正面視の黒目瞳孔がしっかり露出しているか目力アップと眠そうな印象の回避
伏し目のライン食い込みが深すぎないかスマホ操作時などの自然さを確保
閉眼時の凹凸結び目が目立たないか至近距離での整形バレを防ぐ
NGイメージなりたくない目を伝えたか医師との認識ズレを未然に防ぐ

目を閉じたときや伏し目になったときの見え方も必ず確認

二重のチェックというと、目を開けた状態(正面視)ばかり気にしがちですが、他人はあなたの伏し目や閉じた目を意外と見ています。

特にデスクワーク中やスマホを見ている時、食事中などは伏し目になります。

シミュレーションの際にも、一度目を閉じて、ブジーを離した直後の皮膚の跡を確認したり、医師に「目を閉じた時に食い込みが目立ちすぎない位置か」を尋ねたりしましょう。

埋没法は糸で結び目を作るため、まぶたの表面に小さな凹凸ができる場合があります。

皮膚が薄い人の場合は特に目立ちやすいため、結び目をまぶたの裏側に埋め込む術式(裏留めなど)を選択できるかどうかも、確認すべき重要なポイントです。

ダウンタイムをいかに乗り切るか?周囲にバレないための分かれ道

手術が成功しても、術後の過ごし方次第で仕上がりの美しさや、周囲へのバレやすさは大きく変わります。

男性はメイクで赤みや内出血を隠すことができないため、ダウンタイム(回復期間)の管理が女性以上にシビアになります。

「数日で腫れは引く」と言われても、完全に自然になるまでには個人差があります。

男性のまぶたは腫れが引きにくい傾向がある!余裕を持った計画が必要

一般的に、埋没法の大きな腫れのピークは術後2〜3日程度と言われていますが、男性は皮膚が厚く血管が太い傾向があるため、腫れや内出血が女性よりもやや長引く傾向があります。

完全に馴染むまでには1ヶ月程度かかると見ておいた方が無難です。特に重要な仕事のプレゼンや、久しぶりの友人に会う予定などが直近に入っている時期は避けるべきです。

理想的には、週末を含めて3〜4日程度の休暇を確保できるタイミングで手術を受けることをお勧めします。

  • 男性は血管が太く皮膚が厚いため、女性より腫れが引きにくい
  • 完全に馴染むまで1ヶ月かかると想定してスケジュールを組む
  • 金曜夕方の手術、土日の完全冷却がベストな戦略である

また、金曜日の夕方に手術を受け、土日は完全に自宅で冷却に徹するというスケジュールが、多くの男性患者が実践している最も賢い方法です。

炎症を抑えるための冷却と生活習慣の工夫|回復スピードを早める

術後の腫れを最小限に抑えるための鉄則は「冷やすこと」です。術後48時間程度は、保冷剤をタオルで包み、断続的にまぶたに当てて冷やしてください(冷やしすぎによる凍傷には注意)。

入浴はシャワーで済ませ、血行が良くなりすぎる激しい運動や飲酒、サウナは1週間程度控えるのが必要です。

また、寝る時は枕を高くして頭を心臓より高い位置に保つと、顔への血液の滞留を防ぎ、翌朝のむくみを軽減できます。

スマホやパソコンの長時間使用も目の疲れを引き起こし、腫れの引きを遅らせる原因になるため、術後数日間は目を使わずに音声メディアを楽しむなど、目を休める工夫を凝らしてください。

職場や学校で怪しまれないための言い訳や小道具

どんなにケアをしても、多少の腫れや違和感は避けられません。その際、周囲にどう説明するかを事前に考えておくことが心の余裕につながります。

最も自然で使いやすい言い訳は「逆さまつげの手術をした」「ものもらい(めばちこ)ができて眼科で処置をした」というものです。

これらは目の周りが腫れていても違和感がなく、医療的な処置であると伝えられるため、それ以上深く突っ込まれることを防げます。

また、伊達メガネ(縁の太い黒縁メガネなど)は非常に有効なカモフラージュアイテムです。フレームのラインが二重のラインと重なると、目元の変化を目立ちにくくする視覚効果があります。

手術前からメガネをかける習慣をつけておくと、より自然に移行できます。

最重要課題!男性の施術実績が豊富なクリニックと医師を選ぶ

美容外科クリニックならどこでも同じ結果になるわけではありません。特に男性の二重埋没法に関しては、医師の美的センスと経験値が結果を左右します。

女性の症例写真は綺麗でも、男性の症例が少ない医師だと、どうしても女性的なデザインに偏ってしまうリスクがあります。

ホームページやSNSで男性の症例写真が多数掲載されているか確認

医師の実力を測る最も確実な材料は「症例写真」です。

クリニックの公式サイトや医師個人のインスタグラム、ツイッター(X)などをチェックし、男性(メンズ)の二重整形の症例が豊富にあるかを確認してください。

単に枚数が多いだけでなく、自分が目指している「奥二重」や「末広型」の症例が含まれているかどうかが重要です。

「劇的ビフォーアフター」のような派手な変化だけでなく、「言われないと分からないレベルの自然な変化」の症例を丁寧に掲載している医師は、男性のニーズを深く理解している可能性が高いです。

逆に、女性のパッチリ二重の症例ばかりをアピールしているクリニックは、男性特有の骨格を考慮したデザインが苦手な可能性があります。

カウンセリングで安易に幅広のデザインを勧めてくるクリニックは避ける

カウンセリングに行った際、あなたのまぶたの状態を詳しく診察もせずに、「とりあえず平行二重にしましょう」「幅を広げた方がカッコよくなりますよ」と安易に提案してくる医師には注意が必要です。

誠実な医師であれば、あなたの骨格、皮膚の厚み、眉の動きなどを細かく観察した上で、「あなたの目だと、これ以上広げると不自然になります」「このラインだと取れやすいです」といったネガティブな情報も含めて説明してくれます。

避けるべきクリニック理由・リスク
男性症例がほぼない女性的なデザインにされ、不自然になる恐れがある
診察が短く事務的骨格や皮膚の厚みを無視したマニュアル対応の可能性
高額プランの強要患者の希望よりも売上を優先している証拠
リスク説明がない術後のトラブル時に誠実な対応が期待できない

また、料金面でも注意が必要です。

広告で極端に安い価格を提示しておきながら、カウンセリング室に入った途端に高額なオプションや別の施術を強引に勧めてくる「アップセル」の激しいクリニックは、患者の満足度よりも売上を優先している可能性があります。

一度持ち帰って冷静に検討する勇気を持ってください。

万が一のトラブルに備えて保証制度の内容を細部まで理解する

埋没法は、どんなに上手な医師が行っても、糸が取れたり緩んだりする可能性がゼロではありません。そのため、多くのクリニックでは「保証制度」を設けています。

しかし、その内容はクリニックによって千差万別です。

「一生涯保証」と謳っていても、再手術のための診察料や麻酔代、薬代が別途必要だったり、「ラインが完全に消えていないと再手術不可」といった厳しい条件がついていたりするところもあります。

また、幅の変更(デザイン変更)は保証対象外であるケースも多いです。

契約書にサインする前に、「糸が取れた時」「デザインが気に入らなかった時」「左右差が出た時」のそれぞれのケースで、いつまで、いくらで対応してもらえるのかを明確に確認してください。

男性特有のリスクや術後の生活で気をつけるべき行動

男性は女性に比べて、日常生活で目に物理的な刺激を与える機会が多い傾向にあります。

無意識の癖や生活スタイルが、埋没法の糸の寿命を縮めたり、トラブルを引き起こしたりする原因になる場合があります。

せっかく手に入れた理想の目元を長く維持するためには、男性ならではのリスクを知り、対策を講じることが大切です。

洗顔や洗髪の際に無意識に目を強くこすってしまう癖を見直す

男性が最も注意すべきは「目をこする」という動作です。洗顔時にゴシゴシと力強く顔を洗ったり、タオルで顔を拭く際に粗雑に扱ったりする癖がある人は要注意です。

埋没法の糸は非常に繊細なため、強い摩擦が加わると結び目が緩んだり、組織から外れてしまったりする原因になります。

  • 洗顔やタオルドライ時の強い摩擦は、糸が緩む最大の原因となる
  • 花粉症などのアレルギーがある場合は、点眼薬で痒みを抑える
  • 「泡洗顔」を徹底し、タオルは押し当てるようにして水分を取る

また、花粉症やアレルギー性結膜炎を持っている人は、目のかゆみから無意識に目をこすってしまいがちです。

術後は、洗顔フォームをしっかり泡立てて優しく洗う「泡洗顔」を徹底し、顔を拭く際もタオルを押し当てるようにして水分を吸い取る習慣をつけてください。

アレルギーがある場合は、早めに点眼薬を使用してかゆみをコントロールすることが、二重ラインを守ることにつながります。

スポーツや激しい運動は血流を良くしすぎて腫れを悪化させる

日常的にジムに通っていたり、スポーツを趣味にしていたりする男性も多いでしょう。

しかし、術後1週間程度は激しい運動を控えるのが大切です。心拍数が上がり血流が良くなると、傷口の炎症が悪化し、腫れや内出血が強く出たり、痛みが再発したりするときがあります。

また、汗が目に入ると、傷口から細菌が入り感染症を引き起こすリスクも高まります。

特に、コンタクトスポーツやボールが顔に当たる可能性のある球技は、まぶたへの直接的な衝撃を避けるために、1ヶ月程度は様子を見ながら慎重に再開することをお勧めします。

筋トレなどのウェイトトレーニングも、強く食いしばる動作が目の周りの筋肉に負担をかけるため、軽めのメニューから徐々に慣らしていくようにしてください。

デザインに違和感を感じても修正や抜糸が可能

どれだけ慎重にシミュレーションを行っても、「実際に生活してみたらイメージと違った」「やはり幅が広すぎて不自然な気がする」と後悔する可能性はゼロではありません。

しかし、埋没法の最大のメリットは「やり直し(可逆性)」がきく点です。切開法とは異なり、埋没法は糸を抜けば基本的には元の目に戻せます(長期間経過していると癖が残る場合もあります)。

もし仕上がりに納得がいかない場合は、一人で悩まずに施術を受けたクリニックに相談してください。

ただし、術後1ヶ月程度は腫れの影響で幅が広く見えているだけの場合も多いため、焦ってすぐに抜糸を決断せず、腫れが完全に引くまで待つのが賢明な判断です。

修正が可能であるという事実は、手術へのプレッシャーを軽減する大きな安心材料となるはずです。

よくある質問

男性の二重埋没法は手術中に痛みを感じますか?

手術中は局所麻酔が効いているため、痛みを感じることはほとんどありません。

ただし、まぶたの裏側に麻酔の注射をする瞬間に「チクッ」とした痛みを感じる場合があります。

痛みに弱い方や不安が強い方は、笑気麻酔(鼻から吸うリラックス麻酔)を併用すると、恐怖心を和らげられます。

男性の二重埋没法の手術後、いつからコンタクトレンズを使用できますか?

基本的には手術後48時間が経過してから使用することをおすすめします。

まぶたの裏側が変形していたり、腫れが強かったりする状態でコンタクトを入れると、違和感や痛みの原因となります。

腫れが引くまではメガネで過ごす方が、傷の治りも早く、周囲へのカモフラージュにもなるため推奨されます。

男性の二重埋没法を受けた場合、傷跡は目立ちますか?

埋没法の傷跡は、針を通した小さな点状の穴だけなので、非常に目立ちにくいのが特徴です。

術後数日間は赤い点として見える場合がありますが、1週間ほどでほとんど分からなくなります。

目を閉じた時に糸の結び目がポコッと膨らむリスクを避けるためには、まぶたの厚みに合った適切な糸の留め方を選択することが重要です。

男性の二重埋没法は何歳まで受けることができますか?

年齢制限の上限はありません。10代の学生から、まぶたのたるみが気になり始めた40代、50代の男性まで幅広く受けています。

ただし、加齢によってまぶたの皮膚が大きくたるんでいる場合は、埋没法だけでは綺麗なラインが出にくいときがあり、眉下切開や皮膚切除を併用した方が良いケースもあります。

男性の二重埋没法で仕事復帰はいつから可能ですか?

デスクワークであれば、手術翌日から復帰することも物理的には可能です。

しかし、腫れや内出血が目立つ期間を考慮すると、週末の手術で2〜3日休養し、週明けから復帰するのが一般的です。

接客業や営業職など、人と対面する機会が多い職種の方は、念のため3〜5日程度の休暇を確保しておくと安心です。

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この記事を書いた人

Dr.王子 富登のアバター Dr.王子 富登 日本形成外科学会専門医

オジスキンクリニック医師 / 日本医師会認定産業医 / 医学博士

2010年慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学病院形成外科、東邦大学医療センター佐倉病院形成外科(医局長)などを経て現職。 形成外科専門医として大学病院で研鑽を積み、2016年度には眼瞼下垂手術の執筆症例数が千葉県最多を記録。まぶた眼瞼外来の開設や、大手美容クリニックでの勤務経験も併せ持つ。

「目の前の患者さんを自分の家族だと思ってメスを持つ」を信条に、二重整形、眼瞼下垂、まぶたのたるみ治療、他院修正など、「まぶた治療」のスペシャリストとして機能と美しさを両立させる緻密な手術に定評がある。

【所属学会】
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本頭蓋顎顔面外科学会

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