埋没法の裏留めをやり直したい時は抜糸が必要?再手術の難易度と注意点

埋没法の裏留めをやり直したい時は抜糸が必要?再手術の難易度と注意点

埋没法の裏留めで作った二重ラインが緩んだり、理想と異なったりした場合、綺麗な仕上がりを取り戻すには古い糸の抜糸が大切です。

裏留めは結び目がまぶたの裏側にあるため、通常の表面留めよりも抜糸の難易度が高く、医師の熟練した技術が求められます。

過去の糸を残したまま手術を重ねると、組織に負担がかかり、違和感や不自然なラインの原因になるため気をつけましょう。

本記事では、修正を検討中の方が抱く不安を解消し、納得のいく決断ができるよう、再手術の仕組みとリスクを深く掘り下げてお伝えします。

目次

理想の二重幅を取り戻すために古い糸の抜糸が求められる理由

納得のいく二重ラインを再建するためには、以前の手術で使用した糸を取り除き、まぶたの組織を一度リセットする処置が推奨されます。

古い糸を残したまま新しい糸を追加すると、複数のラインが重なって三重まぶたになったり、予定外のシワが発生したりするリスクが高まります。

以前のラインが新しいデザインに干渉してガタつきが生じます

埋没法の糸は非常に細いものですが、一度組織を固定するとその周囲に線維化が起こり、まぶたの動きを一定方向に制限してしまいます。

この影響で、新しく糸をかけたとしても古い糸の引き込みが勝ってしまい、理想のカーブを描けなくなる場合が多々あります。

特に幅を広げたい場合や狭くしたい場合、新旧の糸が互いに引っ張り合うことで、目を開けた時に不自然な凹凸が見えてしまうケースがあります。

このような事態を避けるためには、まず古い糸の拘束を解いて、皮膚を元のフラットな状態に戻す作業が欠かせません。

組織を本来の柔軟な状態に戻すと、新しい糸が持つ固定力を最大限に引き出すことが可能になり、滑らかで美しいアーチを作れます。

手間はかかりますが、この土台作りが将来的なラインの持ちにも大きく影響するため、丁寧な対応が求められるポイントです。

まぶたの中に残る糸の本数が増えることへのリスク

まぶたは体の中でも特に皮膚が薄く、デリケートな部位です。

手術を繰り返して何本も糸を残してしまうと、異物反応による小さな炎症が起きやすくなったり、組織が厚ぼったく硬くなったりする可能性があります。その結果、目元の印象が重くなることもあります。

さらに、裏留めの場合は結び目が眼球に近い位置にあるため、糸の本数が増えるほど、何らかの拍子に糸が露出した際のダメージが大きくなります。

将来的に眼瞼下垂のような症状を招く原因を少しでも減らすために、不要な異物は可能な限り除去しておくのが賢明です。

医師はまぶたの健康を第一に考え、長期的な視点でアドバイスを行います。もし「抜かなくても大丈夫」と言われた場合でも、その理由をしっかり確認してください。

将来的に異物感が強まったり、アレルギー反応が出たりする不安を抱えずに済むよう、適切な選択をしましょう。

抜糸の有無による仕上がりの違い

比較項目抜糸を行って再手術抜糸せずに再手術
ラインの綺麗さガタつきがなく滑らか三重や凹凸が出やすい
まぶたの厚み以前の状態を維持糸が増えて厚ぼったくなる
修正の自由度大幅なデザイン変更が可能現在のラインに制限される

組織の柔軟性を確保して自然な食い込みを作るための工夫

埋没法の魅力は自然な仕上がりにありますが、その自然さを支えているのは、まぶたの組織がスムーズに折りたたまれる柔軟性です。

古い糸が癒着していると、その部分だけが不自然に突っ張り、目を閉じた時の傷跡のように目立ってしまうときがあります。

抜糸を行う際には、単に糸を引っ張り出すだけでなく、周囲の固まった組織をやさしく剥離する技術も含まれます。

その影響によって、新しい糸が皮膚を適切に引き込む隙間が生まれ、整形感の少ない、生まれつきのような二重まぶたを再現できるようになります。

また、不要な糸がない状態であれば、術後の腫れが引くのも比較的早くなる傾向があります。

まぶた内部の構造が整理されることで、リンパの流れや血流の阻害が最小限に抑えられ、ダウンタイムをより快適に過ごすための大きな助けとなるはずです。

裏留めの修正手術が一般的な埋没法よりも難しいとされる技術的な側面

裏留めの抜糸が非常に難しい理由は、糸の結び目がまぶたの裏側である結膜側の深い位置に埋まり込んでおり、表面からは全く見えない状態になっているからです。

通常の表留めであれば小さな切開で見つかる糸も、裏留めでは手探りに近い精密な操作が必要になります。

結膜側に埋まった結び目を探し出すための高度な集中力

手術から時間が経つと、結膜の粘膜が糸の結び目を完全に覆い隠してしまいます。

このため、抜糸を行う際にはまぶたをひっくり返し、わずかな盛り上がりや糸の色味を頼りに、ピンポイントで場所を特定しなければなりません。これは非常に神経を使う作業です。

もし位置を間違えてしまうと、まぶたの裏側を何度も傷つけることになり、術後の強い痛みや出血を招いてしまいます。

熟練した医師は、特殊な照明や拡大鏡を駆使して、できるだけ組織を愛護的に扱いながら、最短ルートで糸に到達する道筋を見極めます。患者様の負担を軽減するためには、迷いのない手技が求められます。

裏留めを専門的に扱っているクリニックでは、こうした見えない場所にある糸を探し出すためのノウハウが蓄積されており、安心して任せられる体制が整っているかどうかが重要になります。

組織を傷つけずに糸だけを除去する繊細な手技

糸を見つけ出した後も、それを取り出す作業には細心の注意が必要です。

長年の経過で組織と癒着している場合、無理に引っ張ると糸が切れてしまったり、大切な挙筋や瞼板を傷つけてしまったりするケースがあります。そのため、周囲を丁寧に剥がす工程が大切です。

糸を少しずつ浮かび上がらせるようにして、ダメージを最小限に抑えながら抜き取る技術は、外科的なセンスが問われます。

この段階で丁寧な処置が行われれば、術後のまぶたの機能に悪影響を及ぼす心配も少なく、再手術の成功率を大きく高められます。

丁寧な剥離が行われたまぶたは、その後の回復も非常にスムーズです。組織を無理に引き裂かないため内出血の範囲を狭く留められ、日常生活への復帰を早めることにつながります。

時間の経過とともに糸が細かく千切れてしまう難しさ

埋没法の糸はポリプロピレンなどの素材でできていますが、体内で長期間経過すると、徐々に劣化して脆くなる場合があります。

再手術の際に糸を掴んだ瞬間、ボロボロと崩れてしまうケースもあり、そうなると全ての断片を回収するのは至難の業となります。

糸が細かくなってしまうと、一度の操作で取り除けず、何度もアプローチを繰り返す必要が出てきます。

熟練医は糸の強度を指先で感じ取りながら、最も負担の少ないテンションで引き抜きます。この加減一つで、抜糸の完了率が大きく左右されます。

もし糸が途中で切れてしまった場合、どこに欠片が残っているかを瞬時に判断する経験値も必要です。

完全に除去できるのが理想ですが、どうしても難しい場合に備えて、どのような対応をとるのかを事前に話し合っておくことが、信頼関係を築く上でも大切です。

裏留め抜糸の技術的なハードル

  • 結び目が粘膜の下に完全に潜り込んでいて、視認性が著しく低い。
  • 周辺に重要な神経や血管が集中しており、誤操作が許されない。
  • 糸が組織と一体化しているため、ピンポイントな剥離が必要になる。
  • 劣化した糸が切れやすく、全除去には高度な経験と専用器具が求められる。

失敗を避けるためにカウンセリングで確認すべき注意点

再手術で後悔しないためには、事前のカウンセリングで医師とどれだけ深い対話ができるかが鍵を握ります。

現在のまぶたの状態を正しく把握し、何ができて何ができないのかを明確にすることが、満足度の高い結果を得るための第一歩となるでしょう。

抜糸ができない可能性とその際の代替案

裏留めの糸は、あまりにも深い場所に移動していたり、完全に組織と同化していたりする場合、100%取り出せるとは限りません。

無理に探し続けることはまぶたの機能を損なう恐れがあるため、状況によっては抜糸を断念するという判断も必要になります。

その際、残った糸が将来的にどのような影響を与えるのか、そして抜糸せずに新しいラインを作ることでどのような仕上がりになるのかを、具体的に聞いておいてください。

納得できる代替案があるかどうかで、手術を受けるかどうかの最終判断が変わります。

誠実な医師であれば、メリットだけでなくリスクについても詳しく説明してくれます。抜糸が困難なケースを想定した上での二重デザインの提案があれば、もしもの時にも慌てずに済みます。

予備のプランを共有しておけば、精神的な安心感にもつながります。

術後の腫れやダウンタイムの具体的な期間

裏留めのやり直しは、通常の新規手術よりも操作が複雑になるため、腫れや内出血が強く出る傾向にあります。

どれくらいの期間、人前に出るのを控えるべきか、仕事や学校のスケジュールをどう調整すべきかを、具体的にシミュレーションしておきましょう。

一般的な目安としては、大きな腫れが引くまでに1週間、自然に見えるようになるまでに1ヶ月程度を要する方が多いです。

しかし、抜糸の難易度によっては、それ以上の時間がかかる場合もあります。自分の体質や過去の経験も踏まえて相談してください。

また、ダウンタイム中の過ごし方についても確認が必要です。

いつからメイクができるのか、コンタクトレンズはいつから装着可能なのかなど、日常生活の細かいルールを把握しておくと、術後のトラブルを未然に防ぎ、スムーズな回復を促せます。

ダウンタイムの見通しを確認するポイント

経過段階一般的な状態注意すべき症状
手術当日〜3日強い腫れや内出血拍動するような激しい痛み
4日〜1週間徐々に腫れが引く目やにが異常に増える
2週間〜1ヶ月ラインが安定し始める左右の幅に極端な差が残る

理想の二重ラインを実現するためのシミュレーション

再手術では、過去の手術で作られた「癖」が残っていることが多く、シミュレーション通りにいかない難しさがあります。

そのため、カウンセリングではブジーを使い、何度も鏡を見て納得のいくラインを探る作業に時間をかけることがとても大切です。

今の自分のまぶたで、本当に希望の幅が作れるのか、無理なデザインになっていないかを客観的に判断してもらいましょう。

また、医師がどのような美意識を持ってデザインを提案しているかを知ると、自分との相性を見極める材料にもなります。

一度決めたラインは数年、数十年と付き合っていくものです。些細な違和感も見逃さず、「ここをもう少しこうしたい」と素直に伝えることが、最終的なハッピーエンドを勝ち取るための最も確実な方法です。

再手術後の経過を健やかに保つためのアフターケア

手術が終わった後のまぶたは非常にデリケートで、回復のためのエネルギーを必要としています。医師の指示を守り、適切なケアを継続すると、腫れの引きを早め、新しい二重ラインを美しく定着させられます。

腫れを早く引かせるためのアイシングと姿勢

術後48時間は、保冷剤を清潔なタオルで包み、まぶたを優しく冷やすようにしてください。その結果、炎症が抑えられ、血管が収縮することで内出血の広がりを防げます。

10分冷やして休憩する、といったサイクルを繰り返すのが効果的です。

また、寝る時の姿勢にも工夫が必要です。枕を少し高くして、頭の位置を心臓より上に保つと、まぶたに血液やリンパ液が溜まるのを防ぎ、翌朝のむくみを大幅に軽減できます。

スマホを長時間見るなど、下を向く動作も極力控えるように心がけてください。こうした小さな積み重ねが、数日後の見た目を大きく左右します。

安静に過ごすのは退屈かもしれませんが、まぶたの組織が懸命に修復作業を行っている大切な時期です。リラックスできる環境を整えて、心身ともに休めるようにスケジュールを調整しましょう。

コンタクトレンズやメイクを再開する目安

裏留めの抜糸を伴う場合、結膜側にも傷跡があるため、コンタクトレンズの使用は慎重にならなければなりません。

レンズが傷口を刺激して炎症を悪化させたり、不快感を感じたりする場合があります。通常は3日から1週間程度は眼鏡で過ごすのが無難です。

アイメイクについても同様で、クレンジングの際にまぶたを擦る刺激は、新しいラインの定着を妨げる原因になります。

傷口が完全に塞がるまでは、目元のメイクは控えるか、石鹸で落ちるような負担の少ないアイテムを選ぶなどの工夫が必要になります。

医師からの許可が出るまでは、無理をしないことが大切です。綺麗になりたいという気持ちは分かりますが、一時の我慢が一生の美しさを作ります。

術後の経過は人それぞれですので、自分のまぶたの状態をよく観察しながら、徐々に日常生活に戻していきましょう。

違和感を感じた時の迅速な連絡体制

術後の経過で、もし「いつもと違う」と感じることがあれば、迷わずクリニックに相談してください。

例えば、数日経っても痛みが強まる場合や、まぶたが異常に熱を持っている場合、視界に異常を感じる場合などは、早急な診察が必要になるケースもあります。

信頼できるクリニックであれば、アフターフォローの窓口がしっかりと設けられており、不安を解消するためのサポートを行ってくれます。

些細なことだと思って遠慮する必要はありません。プロの目で確認してもらうことが、心の平安を保つためにも必要です。

再手術は一度目の手術よりも不安が大きくなりがちですが、万全のサポート体制があると知っていれば、落ち着いて回復を待てます。契約時にトラブル時の連絡先や、夜間の対応についても確認しておくと、より安心して過ごせるはずです。

術後のNGアクション

  • サウナ、長風呂、激しい運動(血流が促進されすぎて腫れが長引く)。
  • 飲酒(アルコールの影響でむくみが強くなり、出血もしやすくなる)。
  • まぶたを指で強く押さえる、こする(新しい固定が外れる原因になる)。
  • 処方された点眼薬や内服薬を自己判断で中断する。

納得のいく二重まぶたを取り戻すためのクリニック選び

埋没法の裏留めをやり直すという決断は、大きな勇気が必要なことです。

その想いに応えてくれるクリニックを選ぶためには、広告のキャッチコピーだけでなく、実際の治療に対する姿勢や実績を冷静に見極める必要があります。後悔しない場所を見つけましょう。

修正症例の多さと公開されている情報の質

クリニックのウェブサイトで、単なる症例数だけでなく「修正手術」に特化したページがあるか、そこでどのような解説がなされているかを確認してください。

修正特有の難しさについて正直に触れているクリニックは、技術的な裏付けがある可能性が高いです。

また、症例写真を見る際も、術後すぐの状態だけでなく、数ヶ月後の経過も載せているものが望ましいです。

裏留めの抜糸という特殊な処置において、どのような結果が得られるのかを事前にイメージできる材料が豊富にあるかどうかは、非常に大きなポイントです。

情報の質は、そのクリニックの誠実さを映し出す鏡でもあります。患者様が知りたい情報を先回りして提供している姿勢があれば、実際のカウンセリングでも親身になってくれることが期待できます。

口コミサイトだけでなく、公式な発信をじっくり読み込みましょう。

医師との意思疎通のしやすさと信頼感

実際に医師と会ってみて、自分の悩みや希望をどれだけ引き出してくれるかを感じ取ってください。

一方的に治療法を押し付けるのではなく、こちらの言葉に耳を傾け、メリットとデメリットを対等に話してくれる医師こそが、信頼に値するパートナーです。

裏留めの抜糸は非常に繊細な作業を伴うため、医師の「落ち着き」や「丁寧さ」も観察してください。

焦って手術を進めるようなタイプではなく、一つ一つの工程を確実にこなす誠実さが感じられる医師であれば、難しい修正手術も安心して任せられます。

相性は直感も大切ですが、具体的な根拠に基づいた説明があるかどうかも重視してください。

納得できるまで質問し、それに対して嫌な顔をせず、論理的な回答をくれるかどうかをチェックすることで、術後の満足度を大きく左右する医師選びが成功します。

万が一の際のアフターフォローと保証制度

再手術は難易度が高いからこそ、万が一の結果に対する保証がどうなっているかを明確にしておく必要があります。

もしラインが理想と違った場合、あるいは再度緩んでしまった場合に、どのような対応をしてくれるのかを契約前にしっかりと確認しましょう。

保証期間の長さだけでなく、その適用範囲や条件も重要です。「抜糸が含まれるのか」「再診料はどうなるのか」など、細かい部分まで書面で確認できるクリニックを選ぶと、将来的なトラブルを防ぐための安全策となるでしょう。

手術当日だけの関係ではなく、理想の目元を手に入れて、その後の生活が笑顔で満たされるまで寄り添ってくれる。そんなクリニックに出会うことが、再手術を成功させるための最大の秘訣です。

信頼できるクリニックのチェック

チェック項目OKな例要注意な例
説明の態度リスクを詳しく説明する良いことしか言わない
カウンセリング時間をかけてシミュレーション5分程度で終わる
費用提示見積書が明快である当日契約を強く迫る

Q&A

埋没法の裏留めをやり直す際、以前の手術で使用した糸がどうしても見つからない場合はどうなりますか?

熟練した医師が拡大鏡などを駆使しても、糸が組織と同化していたり粉砕されていたりして、どうしても発見できないケースは存在します。

その場合は、無理に探し続けてまぶたを傷つけるよりも、安全を優先して抜糸を中止することがあります。

残った糸が将来的に眼球を傷つけるリスクが低いと判断されれば、そのままの状態で新しいラインを作成しますが、その影響については術前にしっかりと説明を受ける必要があります。

埋没法の裏留めの抜糸だけをまず行い、腫れが引いてから別の日に再手術をすることは可能ですか?

はい、可能です。まぶたの炎症が強かったり、一度リセットした状態のまぶたをじっくり確認してデザインを決め直したい場合には、抜糸と再手術を分けることが推奨されます。

一旦すっぴんの目元に戻ると、より正確なシミュレーションが可能になり、理想のラインを追求しやすくなるというメリットがあります。

ただし、ダウンタイムが2回に分かれるため、スケジュールに余裕を持つことが大切です。

埋没法の裏留めをやり直した後のダウンタイム中、仕事は何日くらい休むのが理想的でしょうか?

抜糸を伴う修正の場合、通常の埋没法よりも腫れが目立ちやすいため、できれば3日から5日程度の休みを確保しておくと安心です。

デスクワークであれば翌々日から復帰される方もいらっしゃいますが、内出血が出た場合にはコンシーラーなどで隠せるようになるまで1週間ほどかかるケースもあります。

眼鏡を着用してカモフラージュするなどの工夫も有効ですので、ご自身の職場環境に合わせて検討してください。

過去に何度も埋没法の裏留めを繰り返していますが、今回もまたやり直すことは可能でしょうか?

物理的には可能ですが、回数を重ねるほどまぶたの組織に傷跡が残り、皮膚が硬くなっていくため、次第に埋没法だけでは綺麗なラインを作るのが難しくなります。

また、糸が増えすぎることは眼瞼下垂のリスクを高めることにもつながるため、何度も繰り返している場合は、抜糸と同時に切開法を検討するのも一つの手です。

専門医と相談し、将来のまぶたの健康を見据えた最善の選択肢を話し合いましょう。

参考文献

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この記事を書いた人

Dr.王子 富登のアバター Dr.王子 富登 日本形成外科学会専門医

オジスキンクリニック医師 / 日本医師会認定産業医 / 医学博士

2010年慶應義塾大学医学部卒業。慶應義塾大学病院形成外科、東邦大学医療センター佐倉病院形成外科(医局長)などを経て現職。 形成外科専門医として大学病院で研鑽を積み、2016年度には眼瞼下垂手術の執筆症例数が千葉県最多を記録。まぶた眼瞼外来の開設や、大手美容クリニックでの勤務経験も併せ持つ。

「目の前の患者さんを自分の家族だと思ってメスを持つ」を信条に、二重整形、眼瞼下垂、まぶたのたるみ治療、他院修正など、「まぶた治療」のスペシャリストとして機能と美しさを両立させる緻密な手術に定評がある。

【所属学会】
日本形成外科学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本頭蓋顎顔面外科学会

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